間違った自負のもとに/ググる前に、妄想/グレイヘアはまだ遠い

まんざらでもない日記

2020年6月4日

アメリカ中西部のミネソタ州で起きた白人警官による黒人男性の暴行死に対する抗議デモが、全米に広がっている。
事件に関わった4人の警官全員が殺人罪や殺人ほう助の罪によって訴追されたが、講義デモはおさまらず一部が暴徒化し、破壊や略奪行為が勃発。

問題の根っこは人種差別である。

アメリカにいまだに残る白人による有色人種の差別。
アメリカでは白人が築いたという間違った自負のもとに、秩序を乱すものを排除し制裁しようと不当な差別が繰り返されている。

 

先日見た『ミシシッピー・バーニング』(1988年)は、1964年のミシシッピー州で実際に起きた3人の公民権活動家が姿を消した事件を描いた映画。(ウィレム・デフォーとフランシス・マクドーマンドの若さに驚く)

そこには「人種差別」が公然と行われる社会があった。
自分たち白人社会の秩序を保つために差別(とわ言わず「分離」というが)は必要と信じ、それを脅かすものは同じ白人であっても、家族であっても制裁を加える。それに警察や裁判所、市長までもが加担、というより扇動、実行している。

映画が描くのは、KKKによる惨たらしいリンチや放火、殺人だけではない。

一般市民による蔑視と排除、「殺されて当然」という言葉や目線にこそ、人間の本当の恐ろしさがあるように思った。


-Orion Pictures Corporation / Photofest / Zeta Image

 

新型コロナ感染の不安や、トランプ政権への不満が付け火になってしまったのだろうか。

 

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何かわからないことがあると、「すぐに検索」することが癖になっている。
これはいかん、という思いもあってこんな記事(関連記事)を書いたりしたが、書いてなお残るモヤモヤをスッキリさせる本に出会った。

 

 

『だから僕は、ググらない』

著者の浅生鴨氏は、”結構ググるほう”と言いつつ、ググる前にめちゃくちゃ「妄想」するという。
頭の中だけでなく、書いたり、声に出したりしながら妄想を広げ、そこからオモシロイものを発見したり、まったく別の機会にあるときの妄想がよみがえったりつながったりするそうだ。

頭の柔らかい人って、こういうことを意識的にー、あるいは無意識にやっているのだろう。

ウディ・アレン監督が、面白いかそうでないかはさておき、同じテーマで何本も映画を作ることに似ている気がした。

 

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久々に美容室へ。
外出を控える暮らしのなか、ボブスタイルでホントに良かったと思った。
毛先まで揃っているので、伸びたからといって形がひどく崩れることもない。

が、問題は白髪。
3ヶ月も放置していると「根本カラー」の範囲は超え、今回は全体カラーをすることになった。

グレイヘア、シルバーヘアへの移行の話もよく目にするけれど、まだその勇気はないな。

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