もうすぐブログ3周年/『マナーはいらない』を読んで/書き方を改める

まんざらでもない日記

2020年12月7日

このブログを書き始めてそろそろ丸3年。
「○周年」とか「○○記事達成」といった記念的なことは何もしないままではあるけれど、このブログも随分変わったような変わっていないような……。

2,3日に1記事・12~13本/月のペースで「映画」や「本」に関することを書く。日々思うナンダカンダも、できるだけ映画や本の話題に絡めて書く。
ブログを始めた当初は、他にもいろんなこと(訴求性とかキーワードとかペルソナとか)を狙って書いていた気もするけれど、3年のうちにいろんなものが削ぎ落された。その結果残ったのが今のスタイルです。

です、って誰に向かって言うとんねん、ですが、「自分が何を思ってい書いているのか」「自分にとって書くこととはー」なんてこっ恥ずかしいことは、できれば書かないで済ませたい。うまいこと映画や本と絡めて書きたい、と思っております。


というわけで、先日読んだ『マナーはいらない 小説の書き方講座』(三浦しをん著)
この本はWebマガジンCobalt(コバルト) で連載されていた「小説を書くためのプチアドバイス」を一冊にまとめたもの。

小説を書く予定も何もないけれど、「エッセイ感覚で手に取っていただければ」とまえがきにもあるように気軽に読んでみたところ、想像とはちょっと違う驚きがあった。

三浦しをん氏といえば、なにかと「好き」がほとばしりすぎて、それが面白い。が、この本ではそうした「書く熱意」以上に「書く技術」への言及が多くて驚いた。

『マナーはいらない』というタイトルには、「小説を書くのは自由な行いだから、細かい作法とか気にしなくてオッケーだぜ!」って思いをこめました。しかし少々嘘もあるタイトルで、たしかに自由な行いなのですが、「ここを踏まえると、もっと自由に文章で表現できるようになるかもだぜ!」というポイントも確実にある気がします。

『マナーはいいらない』より引用

個人のブログであっても世に「読むもの」として出す以上、読まれるために踏まえておくべきポイントがある。「やっぱりマナーはいるな」と思わされた。


思えばこの3年(あ、自分のブログの話っす)、「ブログをどう書くか」については試行錯誤の連続だった。ネタ、切り口、文体、構成、装飾ー。ありすぎる「ブログの書き方情報」にウンザリして「好きに書けばいい」「自由に書けばいい」にたどり着きはしたけれど、何か大事なものを失ってしまったような気もしていた。それが「マナー」なのかもしれない。

この本(あ、『マナーはいらない』の話っす)は小説の書き方なのでブログとは事情も違うけれど、推敲を怠らないこと、構想や構成の必要性、情報提供のタイミングや描写力についてなど、技術面での指南はとても参考になった。

いかにもブログ的な、ブログだから許される的な書き方を改めたいと思う。
勢いのままに書いたり、派手に文字装飾してみたり、やたら尖ってみたり、妙に媚びたりしても「技術の未熟さ」を埋めることはできないのだ。

あ、「何を思って書いているか」なんて書かないで済ませたいという思いとは裏腹に、思いっきり書いてしまいましたが、2021年1月、4年目を迎える「まんざらでもない日記」を、どうぞよろしくお願いいたします。

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