WELQ問題を知らない!?いまだに「健康・医療系サイト」で記事を書こうとする「情弱ライター」

人体模型 WELQ問題ブログ作りとライティング
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健康系サイトがあやしい情報であふれ、そのほとんどをクラウドソーシングで委託されたライターが書いているという事実は、「WELQ問題」で広く世間にも知られるようになりました。

 

2016年、DeNAの傘下にあった医療・健康系サイトの「WELQ」。
WELQには医学的信ぴょう性に乏しい記事が多数あり、朽木誠一郎氏らが、その問題性を指摘してました。

当初WELQ側は、「WELQはライターが自由に投稿できるプラットホームであることから、信頼性を担保していない」としていましたが、実は、組織的に「検索で上位になりやすい記事」を多量に作っていたことなどの問題が次々と明るみに。また、記事や写真に他サイトからの多数の無断盗用があることも分かり、2016年11月にサイトは閉鎖されました。

DeNAはWELQ以外にも、同様の手法で運営している医療系以外サイトが複数あり、これらも閉鎖に追い込まれました。

 

さらに、2017年12月以降、Googleは医療や健康に関する検索結果の大幅なアップデート(健康アップデート)を実施。

このアップデートにより、健康情報を検索した際には、公的機関や医療機関、製薬会社の情報が上位に表示されるようになり、Weld的な医療・健康系サイト(『いしゃまち』や『ヘルスケア大学』など、これらは、いちおう「医師監修」があるとしていますがー)は、検索順位を大幅に落としています。

 

こうした状況下でありながら、今なお「怪しい医療・健康記事」が散見されます。

それらはいったいどこで、どのように作られているのでしょうか。

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いま、トンデモ健康系記事は誰が書いている?

医療・健康記事に厳しい監視の目が注がれる中、いまなおクラウドソーシングでの健康を扱う記事依頼は続いています。

 

美容やダイエット、サプリ、脱毛など、「病気」ではないジャンルやテーマで募集されることが多く、相変わらず「初心者・主婦歓迎」です。

「専門的な知識は必要ありません。、ネットで調べた情報や、ご自身で体験した情報でOKです。」とあるため、安易に受注してしまう未経験ライターも少なくありません。

 

 

未経験や初心者のライターは、どのサイトに掲載されるか分からないまま仕事を受けることも多く、WELQ的なあやしい情報のまき散らしている、という「感覚」がありません。

 

とあるライターが、某掲示板に依頼内容と報酬に関する愚痴をこぼしていました。

クライアントは医薬品の個人輸入サイト。そのサイトで取り扱っている薬剤に関連した記事依頼、ということは、いとも簡単にわかりました。

医薬品の個人輸入サイトがダメというわけではありませんが、厚労省も注意喚起しているように、安全が保障されるものではありません。

 

 

そこに掲載する記事であればどんな配慮が必要かは、クライアントの指示とは別の次元でライター自身が考えておかなければならないことです。

 

こうした考えがないままに安易に仕事を受け、あげく「単価が安い」と嘆く。

さらに、多くの人が目にする場所に、仕事の内容を漏らす。

ちょっと調べればクライアントが特定できる状況なのに、平気で依頼内容を書き散らすライターもいます。

NDA(秘密保持契約)をしていなくても、仕事内容を口外しないことは、ライターとして最低限の常識です。

 

クラウドソーシング界隈には、こんな情報リテラシーの低い初心者ライターがゴロゴロしており、その人たちがいまだに健康系サイトで記事を書こうとしているのです。

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WELQ問題を知らない!?

驚くのは、これだけではありません。

初心者ライターの中には、WELQ問題を知らない人がいるのです。

 

「みなさんは、なぜ、健康系の記事作成をしないのですか?」と無邪気に尋ね、

「WELQのこと知らないの?」
「何かあったんですか?」
「民間療法だったら問題ないんじゃないですか?」

といった調子です。

ネットメディアだけでなく、新聞やTVのニュースでも報じられ大騒ぎになった一件なのに知らないのです。

 

WELQ問題は、2016年末で片付いた出来事ではありません。

前述(2017年12月)のGoogleのアップデートも大きな話題となり、あらためて医療・健康サイトのあり方に注目が集まったばかりですが、検索のしようによっては、いまだにWELQ的なあやしいサイトに行きついてしまいます。

 

また、そもそもそこがあやしいと思わなければ、ブックマークして「愛読」してしまうかもしれません。

そんな情報弱者が、何を思ってか記事を書く側に回り、どこに使われるかもわからない「あやしい記事」を量産している。

まだまだそんな状況ということを、読む側も知っておかなければならないでしょう。

 

◆それでも「あやしい記事」を書きたい人は、こちらを読むことをお勧めします。

 

◆医療情報との正しい付き合い方について必読の書

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