映画『バイス』(2018年)のザックリとしたあらすじと見どころ

ヒューマンドラマ

映画タイトル:バイス

原題:VICE

製作年:2018年 アメリカ

監督:アダム・マッケイ

 

スポンサーリンク

◆映画『バイス』は、

「アメリカ史上最強で最凶の副大統領」と呼ばれたディック・チェイニーを描いた作品です。
チェイニーを演じるのは、今回はドップリ太ったクリスチャン・ベール。

まだ存命の人物を、ハッキリと「悪」として描いたブラックさも見どころの作品です。

 

スポンサーリンク

◆キャスト

・クリスチャン・ベール(ディック・チェイニー)
下院議員から大統領首席補佐官、国防長官を歴任し、副大統領まで上り詰めた政治家

・エイミー・アダムス(リン・チェイニー)
ディックの妻 夫の尻を叩き政治活動を支える

・スティーヴ・カレル(ドナルド・ラムズフェルド)
チェイニーに大きな影響を与える政治家 フォード大統領、ジョージ・W・ブッシュ大統領の下で国防長官を務めた人物

・サム・ロックウェル(ジョージ・W・ブッシュ)
第43代アメリカ大統領 第41代ジョージ・H・W・ブッシュ大統領は父

 

◆映画『バイス』の見どころと感想

(*ちょっとネタバレありです)

-(C)2018 ANNAPURNA PICTURES, LLC. All rights reserved.

1960年代、飲んだくれの青年ディック・チェイニーは、恋人リンの勧めによって政界入りを決意。

下院議員のドナルド・ラムズフェルドの元で政治手腕を学び、フォード大統領のもと、史上最年少で大統領首席補佐官に就任。さらにジョージ・H・W・ブッシュ大統領の下で国防長官まで昇りつめます。

が、次女が同性愛者であることが判明。保守的な支援者の反発を懸念したチェイニーは、大統領選への出馬を断念し、政界から身を引くことに。

 

民間企業のCEOとして穏やかな生活をおくるチェイニーでしたが、ジョージ・W・ブッシュからのオファーによって副大統領として政界に復帰。

お飾り的な「副大統領」ポジションを逆手に取り、ブッシュの陰で権力を掌握したチェイニーは、アメリカ同時多発テロ事件を経て、イラク戦争の実質的な指揮を執りー。

 

―――――――

 

副大統領となったチェイニーは、次々と法律を変えて権力を握っていくんですよね。
で、ついにはアメリカを間違った戦争に導き、世界を混乱に陥れてしまう。

糾弾されてしかるべき人物なんですが、この映画はそんな”告発”の重々しさはまったくなく、むしろポップに嘲笑している感じです。

 

チェイニーを単なる悪者、強者政治家としてではなく、野心家の妻や同性愛者の娘との関係に悩む姿や、何度も心臓発作で倒れるエピソードなども組み込んで、存分に人間臭く描いているところも楽しめます。

 

今回は見事なオヤジ体型で「ホントにコレはクリスチャン・ベールなのか?」と思わせるチェイニーをはじめ、サム・ロックウェルのジョージ・ダメ息子・ブッシュや、スティーブ・カレルの強硬派ラムズフェルド、パウエル、ライスもそっくりな仕上がり。

 

「森友学園問題」とか「桜を見る会」とか、ネタは小っちゃいけど、こんな日本映画も見てみたい。

 

 

タイトルとURLをコピーしました