2023年5月8日
私にはほとんど関係のないGWが終わり、新型コロナの感染症分類も「5類」に移行。いよいよ日常が戻ってきた。
それなのに体調が悪い。いや「それなのにー」じゃなくて、日常が戻ってきたから体調が悪いと考えたほうが合点がいく。
生来の出不精の私も世間並みにお出かけしたくなった。
日焼け止めはしっかり塗らないかん。マスクも外すからメイクはちゃんとしとかないかん。シミを隠そうとすると乾燥が目立つから保湿はしっかりせないかん。
そんな思いを抱えながら、あるYouTube動画を見た。
その動画は「保湿のために化粧水はしっかり塗りましょう。15分くらいかけて何度も肌に浸透させるように押さえ込むようにー。ほら、こんなにプルプルになりますよ!」と。
そうか!これだ!と思いさっそくやってみた。これはイイ。プルプルとまではいかないがヒタヒタ? ピタピタ?な”潤った”感じはする。
が、2日後……。

荒れたわよ。
肌がガサガサを通り越してガビガビになった。おそらく”何度もつける”行為が肌の負担になったのだろう。擦ってはいないものの肌に触る手数が増えたことは間違いない。これが刺激になったのだ。
というわけで、昨日一切の肌接触を断ち爆睡ー。今朝はかなり回復した。
まさに過ぎたるは及ばざるが如し。ことスキンケアに関しては及ばないくらいほうが丁度いいのかもしれない。
肌がガビガビになる前のこと。先日も行ったTSUTAYAの閉店セールに行ってきた。
だんだん下がっていく価格は最終値のDVD1枚110円。配信のレンタルよりも安い。もう迷うことはない。
が、店内はめちゃ混んでいる。日頃から人込みを避けて生きている身としてはかなりしんどい。
ロバート・アルトマン監督の『ザ・プレイヤー』『今宵、フィッツジェラルド劇場で』と監督のドキュメンタリー『ロバート・アルトマン ハリウッドに最も嫌われ、そして愛された男』他10数点を手にレジに並ぶことにした。

蛇行しながら伸びた長い列は狭い陳列スペースにまで食い込み、そこに大量のDVDやコミック本を抱えた人々が密集していた。並んでいる人とまだ棚にある商品を見ようとする人が譲ったり譲らなかったり。小さな子どももいる。
怖い。韓国の梨泰院で起きた群衆雪崩の事故を思い出した。もうアルトマン監督ほかを放棄して帰ろうかとー。が、何とか無事に余裕のあるスペースに脱し、その後無事にレジにたどり着いた。

GWの後半(いちおうね)は、そうやって命がけで買ってきたDVDを見て過ごす。
『渚にて』(1964年に第三次世界大戦で核兵器が使用され終末に向かう世界を描く・1959年製作)、『フォロー・ミー』(ミア・ファロー主演のオサレコメディ・1972年製作)など、古い映画ってイイよ。もちろん新しい映画もイイ。
<買ってきたDVD一部>
『ヤング・アダルト・ニューヨーク』(2014年)ノア・バームバック監督映画
『フィラデルフィア』(1993年)AIDSに絡む法廷もの
『赤い影』(1973年)オカルトホラー
『脳内ニューヨーク』(2008年) カウフマン初監督映画
『アドルフの画集』(2002年)画家になりたかった若き日のヒトラーをノア・テイラーが演じる
『追憶』(1973年)往年のラブストーリー
『ディーバ』(1981年)実は見ていない名作
『読書する女』(1988年)こちらも
『カプリコン1』(1977年) 古いSF
『夜』(1961年)アントニオーニ監督でマストロヤンニとジャンヌ・モローとモニカ・ヴィッティ
レビューはすべて後日です。