映画『レジェンド・オブ・リタ』(2000年)のザックリとしたあらすじと見どころ

犯罪/ギャング

映画タイトル:レジェンド・オブ・リタ

原題:The Legend of Rita

製作年:2000年 ドイツ

監督:フォルカー・シュレンドルフ

映画『レジェンド・オブ・リタ』は、

ドイツ赤軍に関与した実在の女性テロリストをモデルにしたドラマ映画です。
監督は映画『ブリキの太鼓』のフォルカー・シュレンドルフ。時代に流されていくテロリストのリタ。彼女の求めた生き方とはなんだったのか。答えのない虚しさを痛感する映画です。

キャスト

・ビビアナ・ベグロー(リタ)
ドイツ赤軍のテロリスト 逃亡生活を送る

・マルティン・ヴトケ
シュタージの将校(東ドイツ秘密警察) リタの逃亡を援助する

・ナディヤ・ウール(タチアナ)
リタの同僚

映画『レジェンド・オブ・リタ』の見どころと感想

(*ちょっとネタバレありです)

1970年、銀行強盗で収監中の恋人を奪還する襲撃事件に関与したリタ。その後仲間とともにパリで逃亡生活を送っていますが、交通違反をきっかけに警官を銃撃してしまいます。その後、シュタージュの協力のもと東ドイツに逃亡。名前を変え、過去を隠し、追跡におびえながらも一市民として静かな暮らしを送るリタ。

が、時代は東西統一へ。シュタージの支援を受けられなくなったリタはー。


社会主義の末路、といえばそれまでですが、時代に取り残されていく主人公リタが、ね。
もはやイデオロギーすらなくなってしまい、ただ生き延びるだけの逃亡は虚しいの一言に尽きる。
東ドイツで静かに暮らすリタには親しい人もでき、仕事にも就き、人間らしい幸せをつかむに見えたのですがー。

この映画は実在の元テロリスト、インゲ・ビエットをモデルにして、実際の事件をモチーフにもしているものの、あくまでもフィクションです。

とにかくリタが何がしたかったのか、どう生きたいのかがよくわからない。時代に流されるがままに社会主義運動から赤軍入りし、時代の変化についていけずー、というふうに見えて哀れで仕方がない。普通の女性として生きたくても、それすらできなかったリタに「レジェンド・オブ・ー」って、あてつけか? そんな映画です。

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