映画『ザ・テキサス・レンジャーズ』(2019年)のザックリとしたあらすじと見どころ

犯罪/ギャング

映画タイトル:ザ・テキサス・レンジャーズ

原題:The Highwaymen

製作年:2019年 アメリカ

監督:ジョン・リー・ハンコック

映画『ザ・テキサス・レンジャーズ』(2019年)』は、

1934年、アメリカ中西部で連続強盗をはたらくボニーとクライド*を追うベテランテキサス・レンジャーの2人を描く犯罪ドラマです。難航する捜査のなか抜擢されたのは、すでに一線を退いた捜査官フランクとかつての相棒のメイニー。この2人を演じるケビン・コスナーとウディ・ハレルソンの熟年の魅力満載の映画です。

*ボニーとクライドとは

1930年代にアメリカ中西部で銀行強盗や殺人を繰り返した実際の人物ボニー・パーカーとクライド・バロウズ。凶悪犯でありながら反社会的な存在として英雄視され、壮絶な最後までの逃走劇は、『俺たちに明日はない』(1967年)ほか映画や音楽の題材となっています。

キャスト

・ケビン・コスナー(フランク・ヘイマー)
テキサスレンジャーの元捜査官 

・ウディ・ハレルソン(メイニー・ゴルト)
フランクのかつての相棒 アル中で失職中

・ジョン・キャロル・リンチ(リー・シモンズ)
テキサス州警の部長

・トーマス・マン(テッド・ヒントン)
ボニーとクライドを子ども時代から知る保安官代理

・キャシー・ベイツ(ミリアム・ファーガソン)
テキサス州知事

映画『ザ・テキサス・レンジャーズ』の見どころと感想

(*ちょっとネタバレありです)

Netflix

1934年、連続強盗犯ボニーとクライドの捜査は2年に及び、刑務所から仲間を奪回される事件も発生。業を煮やしたテキサス州警は、数年前に解散されられたテキサス・レンジャーの元捜査官フランクに捜査を依頼。やむなく引き受けたフランクは、酒浸りで生活苦の元相棒メイニーとともに捜査を開始します。

フランクとメイニーは2年間の捜査資料を見せてはもらえたものの、FBIには疎まれる存在。独自に捜査を行いますが、追跡はいつもあと一歩及ばず。その間にもボニーとクライドは警官殺しを続けます。

ようやくボニーとクライドの仲間の父アイヴィーの協力を取り付け2人をおびき寄せることに成功。そしてー。


有名なストーリーだけに、最後はああなるんだろうな、と思って見てしまうわけです。が、それでもなかなか面白い映画に仕上がっています。

なんといっても老いぼれたテキサス・レンジャーの2人がいい。一線を退き悠々自適な生活を送るが、何となく所在なげなフランク(コスナー)。これに対し、メイニー(ハレルソン)は酒浸りでヨレヨレ。この2人が捜査に借りだされるまでのシーンも面白い。

が、さすがに走れない。車の追跡もそれほどの緊張感もない。過去の訳ありもそれほどグッとくるエピソードでもない。それがかえってヒーロー然としていなくていいのです。

そしてもうひとつの見どころは、ボニーとクライドの姿がハッキリと描かれていないこと。2人とも小柄で子どものような体型だったことや、ゲイだったとも性的不能者だったとも言われるクライドを匂わせるシーンはあるものの、顔はいっさい映りません。

世紀の犯罪を終わらせた背景にはこんな物語がー、という作りではあるものの、いまさらへーッと思うものもない。けれども充分面白い映画『ザ・テキサス・レンジャーズ』はNetflixで。

タイトルとURLをコピーしました