映画『ダーウィン・アワード』(2006年)のザックリしたあらすじと見どころ

映画『ダーウィン・アワード』(2006年)のザックリしたあらすじと見どころ

映画タイトル:ダーウィン・アワード

原題:THE DARWIN AWARDS

製作年:2006年 アメリカ

監督:フィン・タイラー

◆映画『ダーウィン・アワード』は、

おバカな行為によって死んだ人に対し「おバカ遺伝子」を抹消したことを称える実在の(!!)賞、『ダーウィン・アワード(ダーウィン賞)』

この賞にまつわる案件の調査を行う保険調査員とプロファイラーのドタバタを描いたブラック・コメディーです。

 

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◆キャスト

・ジョセフ・ファインズ(マイケル・バロウズ)
元サンフランシスコ市警のプロファイラー 失職中

・ウィノナ・ライダー(シリ・テイラー)
保険調査員

・デヴィッド・アークエット(ハービー・ウェトストーン)
車にジェットエンジンをつけ暴走させて死亡する男

・ジュリエット・ルイス(ジョリー・ウェトストーン)
ハービーの妻

・クリス・ペン(トム・スパロウ)
車が盗難されたと保険請求するが、実は自らのおバカな行動で水没させていた男

 

◆映画『ダーウィン・アワード』の見どころと感想

(*ちょっとネタバレありです)

-©2006.DARWIN AWARDS PRODUCTIONS.L.P. ALL RIGHTS RESERVED.

サンフランシスコ市警のプロファイラー、マイケルは独自のプロファイリング能力を持ちながら、血を見ると失神してしまうヘタレ。

連続殺人犯をすんでのところで取り逃がし辞職に追い込まれてしまいます。

 

マイケルは愚かな死に方をした「ダーウィン賞」の受賞者が保険会社に多額の損失を与えていることに目をつけ、自身を売り込みます。

保険調査員のシリとコンビを組み、アメリカ各地を回り保険金支払対象となっている案件の調査を開始。

マイケルのプロファイリングによって明らかになる、想像を絶するおバカな死に方。

 

マイケルは、自身がこんな死に方をしないよう過剰なリスク管理を行いつつも、彼らのクレイジーな死にざまに心を惹きつけられていくのです。

 

そんなある日、自身を辞職に追い込んだ連続殺人犯と遭遇。

同行するシリに危険がおよび、マイケルはー。

 

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実際に1993年に設立された「ダーウィン賞」

進化論を唱えた自然科学者チャールズ・ダーウィンの名前を借りている賞ですが、「おバカ遺伝子」を後世に残さないことに対し授与、なんて、めちゃくちゃブラックが効いています。

 

過去の受賞事案には、

・飲料の自動販売機の取り出し口に手を入れて盗もうとしたが、手が抜けなくなり自動販売機が倒れてきて死亡。
・自家用車にジェットエンジンを装着し高速道路を試走したところ、加速により車が離陸し、山の壁面に激突して死亡。

などがあって、これらのエピソードはこの映画の中にも登場します。

 

マイケルはダーウィン賞ものの事故原因を、独自のプロファイリング能力で次々と明らかにしていきます。

さらに、こんなおバカなことをしでかしてしまう人には遺伝子による性格的特性があるー、とダーウィン賞にハマっていくマイケル。
シャワー中に石鹸で足を滑らせないよう、身体を命綱で固定してシャワーを浴びようとしますが、これが仇となってシリに醜態を見られー(このシーン爆笑です)。

 

で、全編をジワッと面白くしているのは、マイケルの動向のすべてを卒業研究として大学生がドキュメンタリー撮影しているカット。

マイケルが窮地に追い込まれても手を貸すこともなく、淡々と撮影を続けるシュールさが笑えるのです。

 

――――――

 

コメディの印象がまったくないジョセフ・ファインズが熱演。

ウィノナ・ライダーは、やっぱり器用でキュート。

脇役にもジュリエット・ルイスデヴィッド・アークエットクリス・ペンという懐かしい面々。

(クリス・ペンはショーン・ペンの弟。『レザボア・ドッグス』のボスの息子エディ役。2006年、心肥大と薬物中毒で40歳で逝去)

 

そして、極めつけはメタリカ!

メタリカのライブ見たさにおバカな死に方をする若者と大怪我を負った友のエピソードもー、

 

笑えます!

 

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