映画『クローズド・バル 街角の狙撃手と8人の標的』(2017年)のザックリとしたあらすじと見どころ

ホラー/スリラー

映画タイトル:クローズド・バル 街角の狙撃手と8人の標的

原題:THE BAR

製作年:2017年 スペイン

監督:アレックス・デ・ラ・イグレシア

映画『クローズド・バル 街角の狙撃手と8人の標的』は、

マドリードのとあるバルを舞台に極限状態の中あらわになる人間の本性を描いたスリラー映画です。狙撃事件の背景には感染症がー。スペイン映画らしい濃いキャラ。ホラー、グロ、なんでもアリのように見えて一貫した緊張感のある奇作です。

キャスト

・ブランカ・スアレス(エレナ)
バルに立ち寄った女性客

・マリオ・カサス(ナチョ)
バルの客 エレナに一目ぼれする

・ジェイム・オルドネス(イスラエル)
バルに入り浸るホームレス

・カルメン・マチ(トリニ)
バルでスロットに興じる常連客 
 
・ホアキン・クリメント(アンドレス)
バルの常連客 元警官

映画『クローズド・バル 街角の狙撃手と8人の標的』の見どころと感想

(*ちょっとネタバレありです)

(C)2016 EL BAR PRODUCCIONES AIE – POKEEPSIE FILMS – NADIE ES PERFECTO

スペイン、マドリードの交差点にあるバルには多くの客が詰めかけています。出会い系で待ち合わせ予定のエレナ、カウンターでパソコンを弄っているナチョ、店主と顔なじみのホームレスのイスラエルなど。その店内を素通りしトイレに直行した1人の男性がー。

そんな中、バルを出た男性が突如狙撃され倒れます。救出しようと店を出た男性もどこからか狙撃。店から出ては危険と騒然となる店内。携帯電話は通じずTVで事件を報じる様子もない。が、ふと外を見ると、2人の遺体も血痕も跡形もなく消えています。

何が起きているのかわからないなか、この中にテロリストがいるのではないかと案じ始める面々。
そのときトイレで物音がします。トイレにいた男は異様な姿で昏倒し死亡。持ち物から軍人で感染症(エボラ?)地域に赴任していたことが判明します。店主らは男に触れたナチョ、エレナ、イスラエルら5人を男の遺体とともに地下の備蓄庫に幽閉します。が、そのとき外では店ごとをー。


狙撃事件と並行してバルの客、店主らの素性を手際よく見せていきます。いずれも濃いキャラ揃い。
そしてトイレの客の死によって店を出た客がなぜ狙撃されたのかが明らかになります。が、これは店に閉じ込められた人たちの「推測」でしかありません。映画は外の状況が描かれることなく、見ている人たちをもバルの店内に閉じ込めていきます。

その店内でもさらに分断がー。自分たちだけ助かろうとする店主ら3人と狭い地下に閉じ込められた5人。その5人もまた、男が持っていた4本のワクチンをめぐって泥仕合に。舞台は店内から地下貯蔵庫、そして地下水道へと展開します。

主演の女性客エレナを演じるブランカ・スアレスほか、キャラの濃いスペイン人俳優たちの熱演は見ものです。グロい映像と過剰な演出も容赦なし! 102分で腹一杯、これ以上はもういらん、という映画『クローズド・バル 街角の狙撃手と8人の標的』 ぜひ、お試しを。

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