映画『マリー・アントワネットの首飾り』(2001年)のザックリとしたあらすじと見どころ

歴史ドラマ

映画タイトル:マリー・アントワネットの首飾り

原題:The Affair of the Necklace

製作年:2001年 アメリカ

監督:チャールズ・シャイア

 

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◆映画『マリー・アントワネットの首飾り』は、

フランス革命前夜に起きた王妃マリー・アントワネットを巻き込む詐欺事件を描いた映画です。

詐欺の首謀者はジャンヌ・ド・ラ・モット伯爵夫人。彼女を犯行に向かわせたのは嫉妬か、恨みかー。

 

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◆キャスト

・ヒラリー・スワンク(ジャンヌ・ド・ラ・モット・ヴァロア)
没落した名家の娘

・サイモン・ベイカー(レトー・ド・ヴィレット)
ジャンヌに興味を持つジゴロ

・ジョナサン・プライス(ロアン枢機卿)
不道徳な行いで王妃に嫌悪され宰相になれない枢機卿

・エイドリアン・ブロディ(マルク・アントワーヌ・ニコラ・ド・ラ・モット)
ジャンヌと愛のない結婚をした夫

・ジョエリー・リチャードソン(マリー・アントワネット)
王妃

・クリストファー・ウォーケン(カリオストロ伯爵)
詐欺の片棒を担ぐ詐欺師

 

◆映画『マリー・アントワネットの首飾り』の見どころと感想

(*ちょっとネタバレありです)

舞台は18世紀のフランス。旧王家の名門ヴァロア家に生まれたジャンヌでしたが、実家は政争に敗れ没落。孤児となったジャンヌは貴族の身分を手に入れるために、二コラ(ラ・モット伯爵)と愛のない結婚をします。

生まれ育った実家の屋敷を取り戻すことを願うジャンヌですが、その願いは王妃マリー・アントワネットには届かず、宮中では王妃の取り巻きに恥をかかされる始末。
そんなジャンヌを見かけ興味を持ったジゴロのレトーは、ジャンヌの理解者、協力者となっていきます。

2人は王妃に嫌われて困っているロアン枢機卿に目をつけ、カリオストロ伯爵を使ってジャンヌが王妃に影響力のある人物と信じ込ます。

そして、亡き先代の国王(ルイ15世)が愛妾のデュ・バリーに贈る予定だった豪華な首飾りをめぐってロアン枢機卿から大金をだまし取る計画を実行することにー。

 

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史実としても有名な「首飾り事件」
この事件がフランス王室、特に王妃マリー・アントワネットへの市民の反感を決定づけ、王室を崩壊に導いたと言われています。

ジャンヌが本当に貴族出身だったのか事実は不確かなようですが、この映画ではジャンヌが事件を企てた意図はあくまでも「実家の名声と屋敷をとり戻すため」として描かれています。で、貴族の身分を手に入れるために結婚した相手(史実ではホントに伯爵だったかも怪しいらしい)はパワハラ夫。

男前のヒラリー・スワンクが貴婦人!?と、この映画見る前はピンとこなかったのですが、こうしたジャンヌの事情をふまえると、なるほどのキャスティングです。

 

詐欺事件のからくりの描き方はそれほどスリリングなものではありませんが、満たされることのない野心を抱えたジャンヌと、そこにほだされていくレトー(TVシリーズ『メンタリスト』のサイモン・ベイカー)、欲にまみれたロアン枢機卿(映画『2人の教皇』のジョナサン・プライス)、金とわずかな愛のために協力する夫(映画『戦場のピアニスト』のエイドリアン・ブロディ)、それぞれの思いが見ごたえあるストーリーを作り上げている映画『マリー・アントワネットの首飾り』です。

 

あ、マリー・アントワネットにまったく触れていませんが、クールで高貴な王妃がちゃんと登場しますよ。

 

 

◆「首飾り事件」は遠藤周作のこちらの小説でも描かれています。ぜひ。

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