この国での暮らしが不安になる年の瀬/絶賛!映画『さよなら、私のロンリー』/御礼、「続く」ブログ

まんざらでもない日記

2022年12月26日

今年最後の日記。
コロナ禍も3年。去年のこの時期の日記を読み返すと、密を避けたりマスクをしたりという生活に順応しつつも「やがてそれも終わる」という気持ちでいたな、と思った。

あれから1年。終わってないよ。

屋内の密環境ではマスクをし、基本人込みにはいかない。そんな生活に然したる不満もないし、変わったことといえばワクチンを4回接種したことと「コロナ禍が終わらないからって、それがどうした」という心境ぐらい。

とはいえ、感染者は増えているし、インフルエンザとのダブルパンチで医療機関は逼迫している。
医療に従事している人や医療につながっていないといけない人たちとっては「それがどうした」ではないのだから、やっぱり重症ケースの治療と重症化予防が最優先だと思う。

関連してこれも。防衛費増額のための増税、って、そりゃないよ。
台湾有事や北朝鮮の核が脅威じゃないとは言わないけれど、それよりも毎年毎年起こる大雪、大雨、台風、地震といった自然災害に都市も地方も機能不全になってしまう状況のほうがよっぽど脅威。

東日本大震災の復興予算を防衛費に充てるというのは、重症ケースの治療を中断するようなもの。
加えて、社会インフラの劣化、老朽化の放置を「SDGs」にすり替えているようにも思える。そんな生活の中では重症化予防もあったもんじゃない。

年々、この国での暮らしが不安になってくる年の瀬です。


映画『さよなら、私のロンリー』

気を取り直して、年末の映画鑑賞事情を。

ミランダ・ジュライ監督の『さよなら、私のロンリー』(2020年)がめちゃくちゃツボだった。劇場未公開でちょっと前からアマプラのレンタルで視聴可能だったけれど、ナンダカンダで見ず終いだったコレ。Netflixに来てるやん! というわけで、さっそく視聴。

あらすじでは詐欺師の英才教育を施す両親のもとー、とあるけれど詐欺師なんて高尚なモンじゃなくてコソ泥、底辺の犯罪でどうにかこうにか生きている一家。その生活に疑問を持っているのかいないのかわからない娘が主人公。ある人物との出会いによって運命がー。(レビューは後日)

ネタバレはしませんが、ミランダ・ジュライらしく「善悪」や「正否」の常識を軽く超えてくるストーリーが秀逸。主人公を演じるのはエヴァン・レイチェル・ウッド。ほかの出演作は知らないけれど、たぶんこれは異色の作品でしょう。両親をリチャード・ジェンキンスとデブラ・ウィンガーという布陣も嬉しい。

見事、今年のベスト映画候補に滑り込みです。


年明けにこのブログも6年目に突入します。お目にとどめていただいたみなさま、ありがとうございます。

何も盛り上がることなく、よく5年も続いてるなと思いますが、「続く」ということはそういうことなんでしょう。もはや日常です。

そんな日常のなかで思っていることや考えていることを「映画」や「本」に絡めて記録しておく。
それが未来の自分自身だけでなく、どこかの誰かに届いて、そこで何かの思いや考えにつながればいいな、と。そんな「まんざらでもない日記」を書き続けていきます。

2023年もどうぞよろしくお願いいたします。

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