先入観なしに見ること、読むことの、楽しさと難しさ

先入観明日のヒントを映画で
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ひさびさに「コレはいかん!」と思った話でして、私はできるだけ「先入観」は持たないようにしようと心がけているわけですが、言うほど簡単じゃないんですよね。

いろんな情報や意見を、先入観や固定観念にとらわれることなく受け止めたい。

だからそれらが醸成しやすい「お仲間環境」を敬遠してきました。

 

 

が、先入観や固定観念ってホントに絶妙に心に入り込んでいるもので、あらためて「自分は先入観なんて持っておりません!」と言い切れない、と思った出来事を振り返ります。

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あれは悪口じゃなくない?という思いにゾッ!

5月のはじめごろに突然Twitterのアカウントを消し、ブログの更新も途絶えた某氏が、ブログを再開した、という情報が私のTLにも流れてきました。
これはこれでめでたいこと。ブログも読みに行きましたが、相変わらずのオモシロさにホッとしました。

で、Twitter上にはブログ再開を喜ぶ声があふれ、自分のブログにありったけの思いを書く方もいて、あらためて某氏が慕われていた、いや、今も慕われていることを実感しました。

中には、突然消えたことや、ゲーム三昧だったという失踪中の暮らしぶりに対する「文句」や「悪口」もあったのですが、私にはこれはすべて某氏への愛に見えました。

どんなに批難の言葉を並べようとも、某氏を知る人は笑って読むだろうし、某氏自身も喜ぶだろうとー。

 

が、数日たってあるブログを読んだところ、そう思う人ばかりではないということがわかりました。

ま、当たり前ですよね。みんながみんな自分と同じ気持ちじゃない。

なのに、そのブログの書き手の ”当人のいないところで「悪口」や「誹謗中傷」ととられかねない発言をするのに嫌気がさすー”、という思いに、私は「え!? アレは悪口じゃなくない?」と思ってしまったのです。

でも、これって、

「こっちはイジメのつもりはなった、遊びのつもりでー」

とか、

「パワハラじゃないよ、指導、教育なんだって」

というのと、構造は同じ。

”某氏の「人となり」は、それなりにわかっている”
”某氏とは、これまでもこうやってつながってきた”
”某氏だったら、このツッコミがわかってくれるはず”

そうした「先入観」や「固定観念」が私の中にもあって、「文句」や「悪口」ともとれる文章を「愛情」とみてしまったのです。

某氏に向けられたそれぞれのツイートやブログの書き手の真意はわかりませんが、「すべて愛」と読んでしまった自分に、心底ゾッとしたのです。

 

某氏に対しては、私は一人サイレントトリートメント中です。もちろんずっとサイレントのままにしておきますが(笑)

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映画も先入観なしに見たい!


映画を見るときに事前情報は不可欠です。

どんな映画なのか、誰が出ているのか、監督はー。
これらの情報がなければ、そもそも「見たい」と思うこともないでしょう。

この人のコメディだったら面白いに違いない。アカデミー賞作品だから感動するに違いない。
そんなことを思わなくもないのです。

 

しかし、事前情報はありすぎるのも問題です。

「ラストにどんでん返しがある」とか「○○のシーンは涙なしでは見られない」のような宣伝文句はまだいいんです。あらすじもそれほど気にはなりません。

私が映画を見る上で「あったら邪魔だ」と思う事前情報は、「裏話」「制作秘話」的なもの。
(「実はこの映画、当初主演にオファーされていたのは○○○でー、」という類の情報です)

これらは、ある種のお得な気持ちを作りやすく、先入観にもなりやすいのです。
ときにはミスリードされてしまうこともあります。

こういう話は、映画を見終わった後に知ってこそー、だと思うのです。

事前情報なしに見てよかったと思う映画をご紹介

私のHDレコーダーには、有料チャンネル等々で録画した映画がたくさん入っていて、あまりにも量が多すぎて、タイトルを見ただけではどんな映画か分からないものだらけです。

そこから無作為に選んで見ると、思わぬ楽しさがー。

 

映画『ゴーギャン タヒチ、楽園への旅』(2017年)

ゴーギャンが有名は画家であること、たしかゴッホとなんかあったらしい人、タヒチって南の島よね‥‥‥、といううっすい状態で鑑賞。

ま、タイトルからして「ゴーギャンがタヒチに渡って絵をかく話」というのは想像がつきます。

で、映画を見ていると「タヒチってどこだっけ?」とか「この話はゴッホは出てくるの?」とか気にはなるんですよ。

でも、気がつけばそんな雑念はなくなっています。

 

余計な情報なしに、その世界にハマるー。

これはそんな映画です。

 

映画『チャイナタウン』(1974年)

こちらもまったく事前情報なしに鑑賞。

冒頭で、ジャック・ニコルソンとフェイ・ダナウェイ主演、ロマン・ポランスキー監督の、1974年の作品であることが判明します。

映画は1930年代のロサンジェルス、チャイナタウンを舞台に私立探偵が事件に巻き込まれるフィルム・ルノワール。退廃的で不健全ー、嫌いじゃないです。むしろ好きな世界ですよコレは。

でも、ジャック・ニコルソン主演とわかっていたら見ようと思ったかどうかは‥‥‥。

 

ところが、見て正解でした!

私にジャック・ニコルソンの強烈なイメージを植え付けた『カッコーの巣の上で』『シャイニング』よりも前の作品で、なかなかカッコイイんですよ、若い頃のジャック・ニコルソンは(残念ながらパッケージはイラストです)。

この2本の映画は、ぜひ、この情報を忘れた頃にご覧ください

 

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