「どんな映画が好き?」大人の恋で失敗しない好きな映画の答え方

どんな映画が好きおすすめの映画

婚活パーティや合コンなど出会いの場で会話の糸口になることも多い映画。

「どんな映画が好きですか?」という実に他愛もない質問ですが、この答え方を間違うとせっかくチャンスが無駄になってしまうことも。特にアラフォー、アラフィフの大人の恋愛で話を相手に合わせるだけでは物足りなさを与えてしまい、好印象にはつながりません。

けして侮ってはいけない「どんな映画が好き?」という質問。

この質問に大人の女性はどう答えればいいのでしょうか。

素敵な出会いを引き寄せる「どんな映画が好き?」の答え方

どんなに正直に生きていようとも「ちょっとでもよく思われたい」と思うのが人間です。ましてや恋愛となると、ちょっとどころでは済まないでしょう。

ミーハーな女と思われたくなくて「ヨーロッパのマイナー系映画が好き」と言ってみたり、社会情勢に関心のある女と思われたくて「ドキュメンタリー映画が好き」と言ってみたりしがちですが、ホントにそうじゃない限り、これは大ケガのもとです。

「SF映画が好き」って言ったら「マジ?ヲタク?」と思われるんじゃないかとか「恋愛映画が好き」って言ったら「いつまで夢見てんだよっ、だからー」って思われるんじゃないかとか、あれこれ考えてしまいます。

が!「このジャンルの映画を好きな人はこんなタイプ」というようなもっともらしい情報に惑わされる必要はありません。10代や20代前半の若者であればそうした盛り上がり方も楽しいのでしょうが、大人はそうではありません。

反面教師として参考にしたいのがこちらの映画。

映画『ウソはホントの恋のはじまり』(2013年)


(C)2013 ACOY, LLC.

カフェの店員に一目ぼれした青年が、彼女のFasebookを見つけ趣味や好みを調べ「彼女好み」の自分を作り上げようと奮闘する映画です。

こんなことは若いから許されることであって、いい年をした大人がやってはただただ気持ち悪いだけ。「こっちに合わせてくれるのは嬉しいけど、それよりも自分が好きなことを教えてよ?ないの?」となるでしょう。

「自分が好きなものを隠したり偽ったりしない潔さ」にこそ、素敵な出会いを引き寄せる力があるのです。

「なぜこの映画が好きか」までしっかり伝えるべし

とはいうものの「好きな映画」の伝え方によっては、取り返しのつかない事態を招くこともあります。

「フランス映画が好き」

ハリウッド映画に比べると派手な演出は控えめで、映像の美しさや独特の雰囲気が魅力のフランス映画。テーマや結末がハッキリしない作品も多く「良さがわからない」「どちらかというと苦手」という人も少なくありません。

私の場合、当時好きだった『ポンヌフの恋人』『ベティー・ブルー』を思い描いて「フランス映画が好きです」といったのですが、相手は何の映画を想像したのか、その後の会話がエロ方向に進んでしまうという惨事に見舞われました。

「ディカプリオ、イイですね」

『レヴェナント・蘇りし者』でオスカー俳優となったレオナルド・ディカプリオ。

いまや名実ともにハリウッドを代表する役者ですが、若いころはアイドル的人気で「レオ様」などと呼ばれていました。が、出演してきた作品はいずれも秀逸で、難しい役柄もこなす演技派です。

しかし「ディカプリオのー」と言っただけで「あーハイハイ、レオ様ね」とミーハー認定されてしまったときには「コイツとは二度と映画の話はせん!」と思いました。

「この映画、この役者が好きな人はこんな人」と決めつけてしまう脳ミソのちっちゃい大人もいるので「なぜこの映画好きなのか」「どんなところが好きなのか」まで、しっかりと伝えましょう。

ま、上記の男性のようなタイプはこの時点で圏外に飛ばして問題ありません。

「自称映画通」はウザがられてしまう

映画の好きポイントを熱く語る上で、最も注意しなければならないのは「やりすぎ」と「批評」です。

相手が引いていることに気づかずにどんどんしゃべり続けたり、「あの映画のホントの良さはー」みたいに批評家気取りのコメントをすると、確実にウザがられます。

<自称映画通が嫌われるポイント>
・大衆映画、アイドル映画を否定する
・邦画を認めない
・「センスがない」と一蹴する
・映画が好きな自分が好き
・見ていない映画を「見る価値ないっしょ」と受け付けない
・やたら古い映画を絶賛する
・監督を語りたがる

私のことかっ! みなさんも充分にお気を付けください。

「大人の恋」を後押しする、一緒に見たいおすすめの映画

では最後に「意中の人」「これからイイ感じになりそうな人」「ときめきを取り戻したい人」の恋心を後押しする、おすすめの映画選びのポイントです。

男性も楽しめる映画を選ぶ

相手の恋心を刺激したいあまり「恋愛映画」を選びがちですが、男性と一緒に見る映画はむしろそれ以外のジャンルをおすすめします。

絶対に退屈せず、見た後にうんちくバトルになりにくい映画ー、「アクション映画」や「パニック映画」はいかがでしょうか。

結末がスッキリしない映画を選ばない

雰囲気を楽しむ「まったり系」の映画や結末の解釈が難しい映画よりも、ストーリー展開がしっかりしている「わかりやすい映画」のほうがおすすめです。

私のおすすめは、こちらの3本。ぜひ素敵なひとときを。

映画『人生の特等席』(2012年)

◆そばにいる人を大切に思う気持ちが高まります。もちろんラストもイイ!

映画『カリフォルニア・ダウン』(2015年)

◆カリフォルニアを大地震が襲う!ハラハラドキドキからの、家族愛!

映画『ラブ・アクチュアリー』(2003年)

◆鉄板のハッピーエンドです!

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