午前4時半の映画祭 「朝活」のススメ

おすすめの映画

某日、ふと目が覚めたときに「今日は何の映画を観ようかな……」と思ったら、そのまま眠れなくなってしまい、ならば「今から観るか」とー。

午前4時半。

我が家のリビングはまだ真っ暗で、猫軍団も就寝中。TVをつけNetflixを起動。静寂な早朝にふさわしい映画をー、と思い、この日選んだのは『2人のローマ教皇』でした。

そして、ちょうど見終わるころに朝日が差し込み、かつてこれほどまでに清々しい朝があっただろうか!というほどの幸福感やら満足感やら充実感に包まれたのです。

「そろそろ、朝早く目が覚めてしまうことに憂いを感じ始めている中高年のみなさま」や「夜更かしが習慣化してしまい、さわやかな朝を忘れつつある在宅ワーカーのみなさま」にもおすすめしたい、午前4時半の映画祭です。

では、どうぞ。

午前4時半の映画祭は、「朝活」です

数年前から、ヤッてる人はヤッてるという「朝活」 朝の時間を利用し「普段できないことをしよう!」という、どえらいポジティブな活動です。「運動する」「本を読む」「早めに出社する」(←えっ?)など、朝の活動は人によってさまざまです。

「生産性が上がる」とか「時間を有効活用できる」とか、ポジティブな圧がスゴくて、朝が苦手でギリギリまで寝ていたいワタシからすると「修行」としか思えない「朝活」なんですがー、

ついにきました! ワタシのもとにも朝活のムーブメントが!やっぱり朝は気持ちがイイんですよ。ワタシのサーカディアンリズムも死んでいなかったんですよ。ワタシには縁のないと思っていた「朝活」の幕が、今、ようやく上がったのです。

午前4時半から映画を観る方法

夜更かしをしない生活にシフトする

4時半から映画を観るとなると、当然早く寝なければなりません。まず改善すべきは、夜更かしの習慣です。

6時間睡眠を確保して4時半に起きるとなると、就寝時刻は22時半。長年深夜1時過ぎまで起きている「夜型」のワタシにとっては、簡単に実行できるものではありません。

とりあえず翌朝映画を観ようと思う前夜は早く寝る、ということから始め、早朝映画の朝活をする日、しない日の生活リズムのバラツキをなくすよう調整しつつ(現在絶賛調整中です)、週2~3日の朝活「午前4時半の映画祭」を実行したいな、と。

映画は動画配信サービスで

朝活「午前4時半の映画祭」に不可欠なのは動画配信サービスです。

その日の気分に合う映画をチョイスするために、名画や話題作、おすすめ機能に優れた動画配信サービスがおすすめです。「どれを観ようかな」と悩んでいると、朝はアッという間に時間が過ぎていくので、あらかじめ「朝活用」にリストアップしておくといいでしょう。

その他の注意点

自分は「朝活」と思っていても、周囲にとっては「ただの迷惑」となっては困りもの。家族や同居人、同居猫の睡眠を妨げることのないよう、視聴環境(灯りや音量)には注意が必要です。

また、ちゃんと起きて映画を観ること。ベッドに寝たままでは「朝活」になりません。布団から出て、顔を洗って、パジャマから部屋着に着替えてー、を心がけましょう。

午前4時半におすすめの映画

朝活「午前4時半の映画祭」では、1日の始まりにふさわしい映画を選びたいものです。
血みどろの惨劇ものとか、重すぎる話とか、ずっと画面が暗ーい映画は「朝活」向きではないでしょう。

「朝活」向き映画① 映像がキレイ

ワタシが最も重視したいのがコレ。

ストーリーやキャストよりも、朝はとにかく映像がキレイな映画を観たいのです。特定の空間で繰り広げられる「密室劇」よりも「ロードムービー」的要素のある映画がイイですね。

「朝活」向き映画② 長すぎない

朝っぱらから3時間に及ぶような長い映画はちょっと……。
1時間半~2時間弱で終わる若干短めの映画がおすすめです。

「朝活」向き映画③ 展開が複雑すぎない/退屈すぎない/テーマが重すぎない

ジャンルは、ドラマでもラブコメでもアクションものでも何でもイイんですが、まだ充分に脳が覚醒していないこともあるので、複雑すぎる話や、考えさせられすぎる映画は避けたいところです。

一方、これといった盛り上がりのない淡々とした映画も、ヘタをすると寝てしまう可能性があるのでご注意を。

で、やっぱりハッピーエンドがいい。ドヤさ!といわんばかりの大団円でなくてもいいので、主人公が「新しい朝」「新しい未来」「新しい自分」に踏み出していくような、そんな映画を選びたいですね。

「午前4時半の映画祭」まとめ

以上、朝活「午前4時半の映画祭」のススメです。

この映画祭はワタシが個人的に行うものですが、タイトルはもちろん「午前十時の映画祭」から拝借したものです。

本家はホントに名画、名作揃いなので、ぜひ。

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