映画『マダムのおかしな晩餐会』(2016年)のザックリとしたあらすじと見どころ

ロマコメ

映画タイトル:マダムのおかしな晩餐会

原題:Madame

製作年:2016年 フランス

監督:アマンダ・ステール

映画『マダムのおかしな晩餐会』は、

パリに暮らす裕福なアメリカ人夫婦宅で行われる晩餐会で、人数合わせで参加したスペイン人のメイドが引き起こす騒動を描くコメディ映画です。恋は人種や階級の格差を超えられるのか。メイド、マリアの強烈すぎる魅力に釘付けの1本です。

キャスト

・トニ・コレット(アン)
セレブ夫人 アメリカ人

・ハーヴェイ・カイテル(ボブ)
アンの夫

・ロッシ・デ・パルマ(マリア)

アン宅のメイド スペイン人

・マイケル・スマイリー(デヴィッド)

晩餐会に招かれたイギリス人画商

映画『マダムのおかしな晩餐会』の見どころと感想

(*ちょっとネタバレありです)

(C)2016 / LGM CINEMA – STUDIOCANAL – PM – Tous Droits Reserves

パリに引っ越してきたボブとアンのアメリカ人夫婦。この日、親しい人を自宅に招いて晩餐会を開催。そこでボブはゲストの一人、イギリス人画商のデヴィッドに祖父の遺品の絵画の鑑定を依頼しようと考えていました。

が、その晩餐会に予定外に息子スティーブンが参加することになり、人数が13人に。不吉に思ったアンはメイドのマリアをゲストに仕立てて参加させます。

セレブの中に緊張して加わるマリア。緊張をほぐすためにお酒を飲みすぎ、下品な話を連発してしまいます。が、そんなマリアに興味をもったイギリス人画商のデヴィッド。デヴィッドはスティーブンから「マリアは王族の末裔」と吹き込まれた冗談を真に受けていました。

マリアをデートに誘うデヴィッド。そしてマリアもデヴィッドに惹かれていきー。


マリアを中心に見ると、これは、身分違いの恋を楽しんだり苦しんだりといったラブストーリ。が、女主人アンの視点で見るとちょっと違った印象になるところが面白い映画です。

思いつきでマリアを晩餐会に参加させたところ、まさかゲストに気に入られようとは。早めにデヴィッドに真実を伝えようとしますが、夫ボブは売りさばきたい絵画の鑑定が済むまではダメ、と非協力的。夫婦仲はとうに冷えていて、アンには愛人もいる。そもそも自分はフランスの階級社会の中では、けして上級ではないアメリカ人。

自身の「偽りの幸せ」をわかっているアンは、マリアの燃え上がる恋に嫉妬したのでしょう。
が、マリアの恋は「偽り」の上に成り立っているという事実を握るのもアン。終盤、その女の駆け引きが意味深なラストに導きます。そしてアンとマリアのことを小説に書くスティーブン。

はたして、これはハッピーエンドなのでしょうか。

アン目線でー、と言いつつもやっぱり恋するメイド、マリアを演じるロッシ・デ・パルマがスゴイ。大柄で情熱的で肉感的な存在感は、圧巻です。

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