映画『ラン・ローラ・ラン』(1998年)のザックリとしたあらすじと見どころ

コメディ

映画タイトル:ラン・ローラ・ラン

原題:Lola rennt

製作年:1998年 ドイツ

監督:トム・ティクヴァ

映画『ラン・ローラ・ラン』は、

恋人の窮地を救うためにベルリンの街を奔走するローラのストーリー。タイムリミットは20分。わずかなタイムラグが2人だけでなく周囲の運命を変えていくー。 タイムループとアニメーション、そしてジャーマンテクノによる疾走感が見どころのエンタメカルトムービーです。

キャスト

・フランカ・ポテンテ(ローラ)
恋人マニのピンチを救おうと奔走する

・モーリッツ・ブライプトロイ(マニ)
ローラの恋人 麻薬取引の裏金を紛失してしまう

・ヘルベルト・クナウプ
ローラの父親 銀行の重役 ローラとは不仲

・ニーナ・ペトリ(ユッタ・ハンゼン)
銀行の秘書

・アーミン・ローデ
父の会社の警備員

映画『ラン・ローラ・ラン』の見どころと感想

(*ちょっとネタバレありです)

11:40 裏社会の運び屋をする恋人マニからの電話を受けたローラ。組織のお金10万マルクを紛失してしまい正午までに返さなければ命が危ない、とパニックのマニのためローラは家を飛び出します。

不仲の父が重役を務める銀行を訪ねますがあえなく断られ、それでも待ち合わせ場所に急ぐローラを待っていたのはスーパーに拳銃強盗を仕掛けるマニの姿。やむなくこれに加担したローラは警官の銃弾にー。

が、目が覚めたローラは再び11:40の世界にいます。今度は父から10万マルクを強奪したローラ。

しかしー。

評)ローラを走らせる映像と音楽!極上のエンタメカルトムービー

タイムループによって3つのパターンが描かれています。が、”やり直し”の世界にローラの記憶が引き継がれているわけではなさそう。あくまでも運命の変化は偶然の産物。なのでローラとマニ以外の人々の運命も変化します。そこを短いフラッシュで見せるところが面白い。

恋人の窮地を救うために走る、というシンプルなストーリーには少々難点もありますが(”20分”の設定、大丈夫?)そんな細かいことが気にならなくなるラディカルな映像と音楽。これがこの映画の見どころでしょう。

ローラのビジュアルもイイ。真っ赤な髪にタンクトップとカーゴパンツ、足元はドクターマーチンのブーツという90年代のミックスカルチャー。そしてなぜか「奇声を発するとガラスを吹き飛ばす」というドイツ映画『ブリキの太鼓』へのオマージュ。

そのローラを演じるのはフランカ・ポテンテ。その後ハリウッドにも進出しマット・デイモンのボーンシリーズなどにも出演。

とにかく走る、走るローラに興奮させられるドイツ発エンタメカルトムービーの『ラン・ローラ・ラン』です。ぜひ。

映画『エンドレス・ルーーープ』Netflix

この映画『ラン・ローラ・ラン』をリメイクしたのがこちら『エンドレス・ルーーープ』(2022年・インド)です。

同じく3度のタイムスリープ、派手な映像と音楽、さらに舞台をインドにし、絡む脇役のボリュームもアップ。こちらも走りまくるヒロイン、サヴィが非常に魅力的です。

そしてカジノですれ違う赤毛のー。こちらはNetflixでどうぞ。

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