人見知りのまま幸せに生きていくための【おすすめの映画】

人見知り明日のヒントを映画で
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いい歳してなんですが、私はいまだに「人見知り」です。

 

50歳ですよ。あとどのくらい生きられるのかはわかりませんが、おそらく人生の半分以上は経過していると思います。

そんないい大人が「人見知り」って「どんだけ厨房をこじらせてるんだ、オイ」と思われるでしょうが、世間が言うほど「人見知り」の克服は簡単なことではございません。

 

人見知りがゆえにチャンスを逃すこともあり、人見知りがゆえに人に誤解を与えることもあり-。

自分でも「人見知りはいかん!」「人見知りはもったいない!」と思ってはいるのですが、なかなか直すことができません。

 

ブロガーが集まるサロンとか絶対ムリだし、Twitterで「ブロガー仲間募集!」とか「このツイートをRTしてくれたら読みに行きます!」とかいうアッピールもできない、というか、しません。というか、Twitterやめました。

 

 

そんな人見知り歴50年の私が「人見知りの克服法」などを、エラそーに語ったところでまったくもって説得力がない。

もはや、私に残された道はコレです。

 

「いかにして、人見知りのまま幸せに生きていくか」

 

映画でそのヒントを探してみましょう。

 

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「人見知り」がゆえのオモシロい存在感を身につけたい 『ウディ・アレン監督作品』


-UnitedArtists/Photofest/ゲッティイメージズ

初期~中期のウディ・アレン監督作品には、ウディ・アレン自身が演じる人見知りの主人公が登場します。

『マンハッタン』『アニー・ホール』『さよなら、さよならハリウッド』ほか、とにかく人間関係が上手くいかない人ばかり。

 

 

彼らの人見知りは、もはや「対人恐怖症」の域で、人見知り以外にも「過緊張」「妄想癖」「不眠症」「心配性」などを併発しています。

 

こんなに生きにくいであろう彼らですが、人見知りがゆえの「人との距離の取り方」「自分に向けられる言葉や態度の受け取り方」は愛おしく、面白く思えてきます。

フツーに受け止めればいいものを、「そうとる?」「そっちに曲げちゃう?」と唸らせる気持ちのありようこそ、”人見知りの権化” “キングオブ人見知り”のなせるワザです。

 

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人見知りは「大人しい人」という印象を持たれ、「意識高い系」や「ワナビー系」「ウェイ系」にマウントされがちですが、けしてそれに甘んじているわけではありません。

 

「『人見』とは他人の目、『知る』とは気にすること」が語源とも言われる「人見知り」ですが、人見知りの人ほど、人の言葉や行動をよく見ています。

むしろ見過ぎて、要らぬ心配をつのらせてしまい、行動をためらってしまうのです。

 

つまり、「言いたいこと」のストックはめちゃくちゃ多く、その発露の仕方もさまざまです。

よくわからないたとえ話、皮肉、冷笑ー、これらを巧みに使いこなすウディ・アレン作品の主人公たちを参考に、「意識高い系」や「ワナビー系」「ウェイ系」とはまったく異なる存在感を示していこうではありませんか!

 

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「人見知り」は役割があれば克服できる 『英国王のスピーチ』


-Weinstein Company, The / Photofest / ゲッティ イメージズ

『英国王のスピーチ』(2010年)は、吃音に悩む英国王ジョージ6世(コリン・ファース)が、言語療法士ライオネル(ジェフリー・ラッシュ)との関わりを通じて、吃音を克服していくお話です。

 

ジョージ6世は子供の頃から吃音に悩み、性格も内向的。
先代の国王が逝去し、後を継いだ兄(エドワード8世)は王位よりも「愛」を選び早々に退任。
ジョージ6世は王位に就いたものの、スピーチがド下手で国民はドン引きー。

言語療法士のもとでスピーチを特訓することになりますが、この言語療法士にも心を開かない。なかなかの人見知りです。

 

が、そんなことは言ってられません。

だって、ジョージは英国王! ヒトラー率いるナチスからイギリスを守らなければなりません。

ジョージはライオネル(言語療法士)と二人三脚で国民に向けたスピーチにのぞみます。

そして、その感動的なスピーチが人々の心に届きます。

 

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つまり、ジョージ6世は「英国王」という役割を背負ったことで、吃音と人見知りを克服できたのです。

 

私も看護師長時代には「人見知り」なんてことは言ってられず、「人見知り」であることを微塵も感じさせることなく、大勢の前で話をしたり、初対面の人とも話をしてきました。

 

これは看護師長という役割があったからできたことだったのです。

自分でも「もしかして人見知り克服できたかも」と思っていましたが、その役を離れると、見事に元通り。人見知りですから。

 

 

 

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「人見知り」が不幸を招く?『バーバー』


-USA Films / Photofest / ゲッティ イメージズ

『バーバー』(2001年)は、殺人事件を起こしてしまった寡黙な理容師の男、エド(ビリー・ボブ・ソーントン)が、自分の罪の償い方に翻弄される物語です。

 

 

エドは「人見知り」というというよりも「人間嫌い」。人と関わることを煩わしく思っています。

なのに、周りはおしゃべりばっかりという不幸。

その日常にちょっとした変化をー、と思ったことから予想外の顛末に。

 

で、エドは、途中で気づいたと思うんですよね。

「どう抗ったところで、人生の大逆転はない」と。

 

すべてが自分の思いとは違った方向に転がっていく。周りはみんな好き勝手なことをしているし。

自分は寡黙な男と思われているなら、そのとおりに生き抜いてやろうと。

積極的に人とコミュニケートしないことを選んだ男の結末はー。

 

―――――――

 

人見知りがゆえに損をしてしまうことは少なくありません。

でも、そこで「どうせ」と投げてしまっては、いい方向には進まないのでしょう。

 

人見知りは人見知りなりに前向きに生きていく。

 

エドもなんだかんだ言って、思わぬ「前向き」さを見せたラストは見ものですよ。

 

 

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