映画『ハンナだけど、生きていく!』(2007年)のザックリとしたあらすじと見どころ

ロマコメ

映画タイトル:ハンナだけど、生きていく!

原題:Hannah Takes the Stairs

製作年:2007年 アメリカ

監督:ジョー・スワンバーグ

映画『ハンナだけど、生きていく!』は、

大学を卒業したばかりのハンナが恋や仕事を通して自分らしさを見いだしていく青春ストーリー。『レディ・バード』『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』など監督業も好調のグレタ・ガーウィグのマンブルコア作品です。

キャスト

・グレタ・ガーウィグ(ハンナ)
大学を卒業したばかり 脚本家志望

・ケント・オズボーン(マット)
ハンナの同僚

・アンドリュー・ブジャルスキー(ポール)
ハンナの同僚

・ライ・ルッソ=ヤング(ロッコ)
ハンナの友人

・マーク・デュプラス(マイク)
ハンナの元カレ

・トッド・ローアル(ブライアン)
ハンナの上司

映画『ハンナだけど、生きていく!』の見どころと感想

(*ちょっとネタバレありです)

大学を卒業した夏、ハンナは無職になったボーイフレンドのマイクに別れを告げます。

その後、職場の同僚で脚本家のマットとポールの間で揺れ動くハンナ。
仕事も恋も手当たり次第にやってみるものの、これが本当に自分がやりたいことなのか、と悩み始めます。

「自分はずるい人間、自分から関係を壊してしまう」 そう自己分析するハンナはー。

評)マンブルコアの代表作 グレタ・ガーウィグの原点がここに

映画『フランシス・ハ』(2012年)で注目を集める前のグレタ・ガーウィグが同世代の映像クリエイターたちと手がけたインディペンデント映画。脚本なしの即興演技で、脚本家を描くというメタ構造でリアルなガーウィグの世界を描きます。

手持ちのカメラで基本長回し。話者の表情を逐一映す前半から一転、後半はあえて表情をとらえないショットも多く、何が起こっているのか、何が起こるのか、いや、何も起こらないのか、というリアルな不安を掻き立てられ、ハンナが抱く「自分自身がよくわからない」という思いに共鳴します。

ガーウィグの後の作品にも続く、あっけらかんとしているようでとても繊細なヒロイン像。
3人の男性(マイク・ポール・マット)それぞれに、「ゴーグル」「電話に見立てたおもちゃ」「トランペット」というモチーフを与え、五感でのつながりを強調した点も妙に生々しいし、ガーウィグの脱ぎっぷりもさることながら、マット(ケント・オズボーン)のたるんだ裸体がなんともリアル。

ガーウィグほか、監督のジョー・スワンバーグ、ケント・オズボーン、マーク・デュプラス、アンドリュー・ブジャルスキーら「マンブルコア」の代表的な映画『ハンナだけど、生きていく!』 ぜひ。

マンブルコア(mumblecore)とは、
アメリカのインディペンデント映画の一種で、多くは若い白人中産階級の日常生活や人間関係を主題とし、きわめて低予算で製作される点に特徴がある]。あえてエピソードの羅列にとどめ明確な物語構造を持っていないことも多いが、2000年代のアメリカ社会の新しい現実を描いているとして注目されるようになった。

Wikipedia

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