希望のヘアスタイルを美容師にどう伝えればいいのか問題

ヘアスタイルコラム
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新しい元号(2019年5月1日から『令和(れいわ)』に)も決まり、世の中が祝賀ムードに包まれております。私も「なにが」というわけでもないのに「やる気」を出してみたりして、心身のメンテナンスをはじめました。

まずは、なんだかんだ言いながら、半月も先延ばしにしていた美容室へGO!

「石田ゆり子風ショートボブ」への道

ストレートで、ほどよくボリュームも出て、美容師さんからは「イイ髪質ですっ!」といつも絶賛される私の髪質。

「これはセールストーク。みんなに言ってること」と思いながらも、つい気分良くなってしまい、たとえ仕上がりが川谷絵音風になっても文句ひとつ言わない私です。

が、今回は違う! 

今回は「石田ゆり子風ショートボブ」にしたい!

女性らしく若々しく見えるし、生え際の白髪が伸びてきても目立ちそうにないし、「コレだ!コレはイケる!」と思ったワケですよ。

ちなみに私の顔立ちの系統(あくまでも系統!系統ですよっ!)は、石田ゆり子さんと同じタイプ。
目鼻立ちにコレと言った主張のない小作りな顔です。

が、問題は美容室で「石田ゆり子風ショートボブにしてください」と言えるか、ということ。

「えっ、石田ゆり子って、あの石田ゆり子さんですか?」

と、美容師さんに真顔で聞き返されるかもしれない。そうなったら、どの石田ゆり子と言えばいいのか。いや、この美容師さんの問いは「あなたが、石田ゆり子に? 気は確かですか?」というものなので、いくら「あの石田ゆり子」を熱心に説明したところでどうにもなりゃしない。

こういうときは、石田ゆり子の名を出さずとも、その「石田ゆり子風ヘアスタイル」のイメージを言語化すればいいんです。そうやって「小泉今日子」と「上戸彩」を攻略してきたではありませんか!

「えっと、長さはこのくらい(手で指示)で、あまり段はつけなくて、毛先は軽くてフワッと、で、前髪は軽く短く……」あまりにも貧相な自分のボキャブラリーに身もだえしながら、それを補わんと心の中で「石田ゆり子、石田ゆり子……」と念じ続けました。

その甲斐あって、一旦は石田ゆり子のイメージにかなりのところまで肉薄。

が、仕上がりを見て、私はこう言いたくなってしまいました。

「これは、あの石田ゆり子ですか?」

美容師さんに希望の ヘアスタイル のイメージを伝える方法

写真を見せる

確実にイメージを伝えたいならコレです。

私も高校生の頃、原田知世ちゃんの切り抜きを持って町の美容室に行きました。が、仕上がりは「知世ちゃん」からは程遠く、納得いかない顔をしている私に、

「ん? ほら同じ、同じ!」とおばちゃん美容師さんは写真の知世ちゃんの顔を手で隠して見せ、私の反論を封じ込めました。

写真を見せるなら、芸能人の写真ではなく、「前後、左右」のスタイルがしっかりわかるヘアスタイルカタログのようなものが好ましいでしょう。

NGを伝える

希望のイメージを正確に伝えられずとも、まったくイメージが違うヘアスタイルや、自分で手に負えないスタイルだけにはなりたくない。ならば、「コレはイヤ」「コレはダメ」というNG項目を伝えておきましょう。

私は梳(す)きすぎるのはイヤで、つむじ付近がぱっくり割れやすいので、トップは長いほうがいい。また、手の込んだスタイリングはしたくない。

ということは必ず伝えるようにしています。

知ったかぶった言葉を使わない

以前美容室で見かけた年配のお客さんが、「ホラ、今流行りのナントカっていうスタイルがあるでしょ?アレにしてナントカカット!」とオーダー。

ナントカカット?? もちろん困る美容師さん。「ココは短く、こっちはこんな感じ」と、独自の説明をするお客さんに対し、ひたすら丁寧に対応する神美容師!

そして、希望のナントカカットが完成。結局「何カット」なのかはわかりませんでしたが、仕上がりはコシノジュンコ風刈り上げショート。それがどこで流行ってんのかはわかりませんが、そのお客さんは満足気に帰っていきました。

こうやって知ったかぶった謎の言葉を使うよりも、自分が思うヘアスタイルのイメージや、自分自身のことをちゃんとわかってもらったほうが、納得のいくヘアスタイルになること間違いなしです!

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