モテテク!? 「アンニュイ」はどこへ行った!? アンニュイを学ぶおすすめ映画

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女性のモテとかとかについてあーだこーだ言ってばかりで、モテについてまったくコンサルもしない立場で恐縮ですが(というか、”モテコンサル”ってなんスか!?)、今回も一言申したい。

 

「アンニュイはどこへ行った!?」問題です。

 

女性の魅力を語る上で、欠くことはできない「アンニュイ」

「カワイイ」や「ユルふわ」のように、誰しもが手に入れられるものとは違い、選ばれしものだけに備わる「アンニュイ」

令和のいま、「アンニュイ」はどこへ行ったのでしょうか?

 

 

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ところで「アンニュイ」って何?

冒頭から「アンニュイ」「アンニュイ」と連呼しておりますが、もしかすると「アンニュイ」なんて言葉は令和の時代では死語かもしれません。

そういえば、私も長いこと「アンニュイ」と言われておりません。いや、生まれてこの方一度もないですが。

 

アンニュイとは、「退屈」や「倦怠」を表すおフランス語。

「退屈や倦怠だったら、ワタシの日常ですってヨ」と言いたいところですが、残念ながら違います。ワタシのそれはただの怠惰。

これに対しアンニュイは、退廃的でデカダンスな世界観を含んでいるのです。

 

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アンニュイはモテる?!アンニュイは作れる?!

アンニュイの持つ物憂げで独特の雰囲気はたしかに魅力的です。

巷ではコレを「モテ」に応用しようと、ヘアスタイルやファッション、話し方などを「アンニュイにする」というモテテク情報があります。

 

こうした情報は結構昔からあって、1980年代後半、人気雑誌のananを読んでは「小林麻美になれるんじゃねぇか⁈」と勘違いして、「髪をかき上げたり」「溜息をついたり」「ゆっくりしゃべったり」「伏し目がちにしてみたり」したのはワタシだけじゃないはず、です!

 

 

で、多くの女子は「大丈夫!?具合悪いの?」と、心配されたわけですよ。
「どうしたの?ちょっと変だよ?」と、怪訝に思われたわけですよ。

 

そして、健康で賢明な女子は気がついたのです。

 

アンニュイは、なろうとしてなれるものではない。

アンニュイになろうとしているさまは、なんと滑稽で痛々しいものか、と。

 

真のアンニュイは絶滅した? アンニュイを堪能するおすすめの映画

SNSによって良くも悪くもあらゆることがオープンになりやすい今は、アンニュイにとってはむしろ不遇の時代です。真のアンニュイは、そもそも自分自身のことを積極的に発信したりしないでしょう。

退廃や不健全が、いまの「一億総不寛容社会」で受け入れられるはずもなく、せいぜい「アンニュイ的な」「アンニュイっぽい」「アンニュイ風」に収まるしかないのです。

 

それでいいのです。

失われた「アンニュイ」は映画で堪能しましょう。

 

今回は、古い映画からお二人のアンニュイ師匠をご紹介しましょう。

フィルム・ノワール(暗黒映画←これもおフランス語)に登場するヒロインは、まさにアンニュイ! プロのアンニュイです。

映画『死刑台のエレベーター』(1958年)のジャンヌ・モロー

マイルス・デイビスのモダンジャスがカッコイイ名画『死刑台のエレベーター』(ルイ・マル監督)

不倫相手と共謀して夫の殺害を計画、が、思わぬ事態に転がり落ちてしまう女、フロランス。
このフロランスを演じるのが、アンニュイの中のアンニュイ、おフランスを代表する大女優ジャンヌ・モローです。

当時30歳とは思えぬ見事な物憂げっぷりをご堪能ください。

 

映画『チャイナタウン』(1974年)のフェイ・ダナウェイ

ロマン・ポランスキー監督のギャング映画『チャイナタウン』

主演のジャック・ニコルソンのまさかのイイ男っぷりに気を取られてしまいがちですが、事件の鍵を握る女性エヴリンを演じるフェイ・ダナウェイのミステリアスでクールな大人のアンニュイも見ごたえありです。

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