映画『エリジウム』(2013年)のザックリとしたあらすじと見どころ

SF

映画タイトル:エリジウム

原題:Elysium

製作年:2013年 アメリカ

監督:ニール・ブロムカンプ

映画『エリジウム』は、

荒廃した地球に暮らす市民と、地球を逃れて衛星軌道上に建設されたコロニーに暮らす富裕層に二分化された社会を描くSF映画です。『第9地区』のニール・ブロムカンプ監督が描く、近未来を舞台にした奇想天外なストーリーが見どころの1本です。

キャスト

・マット・デイモン(マックス・ダ・コスタ)
アーマダイン社の工場で働く工員

・ジョディ・フォスター(ジェシカ・デラコート)
エリジウムの防衛庁長官

・シャールト・コプリー(M・クルーガー)
CCB(民間協力局)所属の傭兵

・ヴァグネル・モーラ(スパイダー)
地球人をエリジウムに密入国させる組織のリーダー

・アリシー・ブラガ(フレイ)
マックスの幼なじみの看護師

・ディエゴ・ルナ(フリオ)
マックスの友人

・ウィリアム・フィクナー(ジョン・カーライル)

アーマダイン社CEO エリジウムの設計者

映画『エリジウム』の見どころと感想

(*ちょっとネタバレありです)

TriStar Pictures / Photofest / Zeta Image

2154年。地球は環境汚染により病気が蔓延する世界となっています。富裕層は自分たちが暮らすコロニー「エリジウム」を地球の衛生の軌道上に作り移住。そこは水や緑にあふれ、どんな病気も治す設備も完備されています。

一方、地球は荒廃。少年マックスは幼なじみのフレイに「いつか必ずエリジウムに連れていく」と約束します。その約束を果たせぬまま大人になったマックス。かつて悪事に手を染めたことのあるマックスも今は真面目に工場で働く日々を送っています。が、ある日作業中の事故により放射線を大量に被ばくし、余命5日と宣告され、工場も解雇されます。

エリジウムに行けば治療によって命は助かる。そう考えたマックスは闇商人のスパイダーと取引をし、エリジウム行きの手助けと引き換えに工場の本社CEOカーライルの脳内データの奪取することに。
そのときエリジウムではクーデターが画策されており、首謀者デラコートはカーライルと手を組んでいました。

エクソスケルトン(強化外骨格)で肉体機能力を強化したマックスは、カーライルを襲いデータを脳内にコピーすることに成功。しかし、エリジウムが雇った傭兵クルーガーに命を狙われることになるマックス。

そしてマックスがかつてエリジウム行きを約束したフレイには白血病に苦しむ娘がー。



例によってSFが苦手な私の見どころ紹介です。

荒廃した地球の姿が痛ましい。富はすべて「エリジウム」に移してしまい、地球は「エリジウム」に移住できない人もろとも見捨てられてしまった世界。その格差を何とかしようにも相手は遠く離れたところにいて行き来もままならないでのすから、まぁ、うまいこと考えたもんです、お金持ちは。

が、地上組も負けてはいません。データを奪取、コピーする手法がなかなかエグい。頭にあんなモノをつけられたらー、しかも致死量の放射線を浴びた身で。が、そのボロボロのマット・デイモンの戦いっぷりは見ごたえありです。傭兵のシャールト・コプリーは憎らしいったらありゃしないし、悪のドンはジョディ・フォスター。悪役も余裕でイケるジョディ。

しかし、なんといってもこの映画の最大の(個人的)見どころは、マックスとともに戦うフリオのディエゴ・ルナと、闇商人スパイダーのヴァグネル・モーラ。この2人といえばNetflixのドラマ『ナルコス』ですよ。ディエゴはメキシコ編でメキシコカルテルを仕切るミゲルを、ヴァグネルはコロンビアの麻薬王パブロ・エスコバルを演じて話題に。この映画は『ナルコス』よりも5年ほど前の製作なので、2人とも若い。特にディエゴはおさげ髪がカワイイ。

そんな見どころもある映画『エリジウム』 SFが苦手な人でも充分楽しめる1本です。

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