いま、なぜデューク更家!?/音楽がもたらす「意味」/オスカーへ、イチ推し!

まんざらでもない日記

2022年3月21日

3連休の最終日。といっても暦に関係のない生活なので普段どおりに過ごす。
暖かくなったのでちょっと身体を動かそうという気になり、散歩をウォーキングにレベルアップし、軽い筋トレとストレッチを始めた。

が、とにかく身体が固い。若い頃から固いほうだったけれど、さらに固くなっている。車から降りて歩き始めるときに脚腰が痛くぎこちない歩き方になる。ふと亡き母の晩年の姿を思い出した。いかん、いかん!まだそんな年じゃないし、歩き方くらいはスッとしていたい。

そういえばひと昔前、デューク更家のウォーキングというのが流行った。腕を頭上でクロスし、身体をくねらせながら歩く―、と思いながら腕をクロスし頭上に持って行こうとしたが、これがまずできない。PCやスマホ、読書、映画を観るときも腕を組むクセがあり、こうした前傾姿勢が肩関節や前胸、背中の柔軟性をすっかり失わせてしまったのだろう。

軋むし、痛いしー。が、しばらく続けていると肩が動かしやすくなって軽くなった気がする。
この調子で続けていこう。で、当のデューク更家さんはいまでもウォーキング講師として活躍されているもよう。YouTubeもあります。チャンネル登録はご自由に。


映画『ハイ・フィディリティ』(200年)を見る。

シカゴの中古レコード店を経営する30代の独身男性(ジョン・キューザック)が、自分の恋愛がうまくいかない原因を元カノたちに聞いて回るが―、という話。

週2の契約のはずが、なぜか週6やってくる個性的な2名のバイトとともに、いい歳してナニやってんの!なノリながら、自然に男の本音を見せていく。結婚の申し出としてはクソ台詞なんだけど、「女性に幻想を抱かなくなったから結婚したい」というのには、それ大事よ!と思わず笑いが出た。

ザ・ジャムやヴェルヴェット・アンダーグラウンドなど、彼らと、そして同世代の私を夢中にさせた音楽が20代30代の頃を思い出させる。

キューザックはこの映画のインタビューでこう語っている。

「僕が16-17歳の頃好きだった曲は、25歳で一度パワーを失い、28歳で意味が変わってきた」 

なんかわかるな、この感覚。

1995年に出版された小説を映画化したもので、2020年には舞台を現代にし、主人公を女性( ゾーイ・クラヴィッツ主演)にしてドラマ化もされているという。

大きな社会の出来事も、個人的な悩みも、そこにある「音楽」が数年たったときに自分にとって必要な「意味」をもたらしくれるのかもしれない。今、ウクライナの戦地で人々が歌う姿が届く。「救い」とか「癒し」とかだけじゃなく「怒り」であってもいい。ただその歌を思い起こす未来が奪われませんようにと願う。


映画『セバーグ』

もう1本映画『セバーグ』(2019年)について。

映画『勝手にしやがれ』(1960年)『悲しみよこんにちは』(1958年)などで知られる女優ジーセバーグの伝記もの。セバーグをクリスティン・スチュワートが演じる。

話は『勝手にー』で成功をおさめアメリカに戻ったセバーグが、公民権運動に共感し活動家や政党を支援したことからFBIにマークされー、というもの。

後世、ファッションアイコンとなったジーン・セバーグだが、この映画はセバーグがなぜこうした活動に傾倒していったか、なぜあのような最期(この映画ではキャプションのみ)となったのかを考えさせるものになっており、正直重くて暗い。

その暗さにクリスティン・スチュワートは上手くハマっている。若い頃のヒット作への出演と共演者のロマンス、セクシュアリティの告白などで注目されたスチュワート自身にオーバーラップしてしまう。

近作『スペンサー ダイアナの決意』ではオスカー候補のスチュワート。ここはぜひ受賞を!

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