私はブロガーじゃない⁉/映画の鑑賞適齢期/『教養の書』に没頭

まんざらでもない日記

6月23日

ブログに日記を書こうと思った理由はいろいろあるけれど、「SEOで上位表示してお金を稼ぐだけがブログじゃないよね」と思いきれたから。

ブログを始めた当初(2年以上前)、Wordpressの使い方とかモロモロの設定をネットで調べているうちに「ブログはマネタイズすべき」「多くの人が求めていることを書かないとダメ」という話ばかりが目について、なんとなく「そんなものか」と思っていた。

けれどもそればかりじゃ面白くない。ブログはそんなものでもないはず。

書くことの原点回帰、というわけで勝手に師匠と崇める中野翠氏のコラム『満月雑記帳』を読み漁った。

サンデー毎日に連載されているこのコラムは、1985年スタートの今年で35年という超長期連載。
書籍化されている昔のコラムはいつ読んでも面白い。

当時の世相やスキャンダル、映画情報などが、ただの「情報」としてあるのではない。そこに書かれているのは中野翠氏の視点や考え(絶妙のツッコミ)であって、これが何年たっても、いや、年月が過ぎてるからこそ面白く思えてくるのだ。

プロの書き手になぞらえて自分もー、というのは随分おこがましいけれど、私もこうしたものを書きたい、ってなことを思いながら、ようやくこの6月から「日記」というカテゴリーで書き始めた。

 

で、ちょっとスケベ心を出してしまい、これ用のTwitterアカウントを作って「更新のお知らせ」をしようと思い立った。が、プロフに「#ブログ仲間募集」とハッシュタグをつけたためか、”ブログで稼ぐ方法教えます“系のアカウントから次々にフォローされるし、マネタイズ至上主義、マネタイズマンセー!のつぶやきを見る羽目になってしまった。

「ブログを書いている」というと、お金儲けの話が寄ってくる状況はブログを始めた当初と変わっていなかったことに気づき、早々にそのアカウントを削除した。(まともなフォロワーさんもいたけれど、スイマセン)

 

ブログでマネタイズを全否定するつもりはないけれど(アドセンス貼ってるし)、それだけに縛られる書き物はしたくない。

ブログがSEO対策やマネタイズすべきものー、というのであれば、私はブロガーじゃないんだろう。

 

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見るのをためらってしまう映画のひとつが長尺もの。
3時間を超えるものとなると時間も集中力もー。

映画『レッズ』(1981年)もその一つで、長らく見る機会を逸していた作品。

ロシア革命にアメリカ人ジャーナリストとして身を置いた実在の人物とその妻の話で、ウォーレン・ベイティの製作/監督/脚本/主演。お相手はダイアン・キートン。

20数年の「知ってはいるけどー」を経て、ようやく見るべき時が来た。

激動の時代に繰り広げられる使命のせめぎ合いとラブロマンス、これら3時間15分しっかりと味わえた自分自身に「大人」を感じた。『レッズ』を見る適齢期は今だったのだ。

 

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今読んでいる『教養の書』は、かなり面白い。

タイトルからして小難しい内容かと思いきや、「教養」とは何かをわかりやすくかみ砕いて解説している。著者、戸田山和久氏は哲学の専門家であり、かなりの映画通。

教養やそのベースとなる知識について『ダイ・ハード3』や『デイ・アフター・トゥモロー』など、まったく教養っぽくない映画を使って解説している。

間違ってもそのへんの自己啓発本と一緒にしてはいけない1冊。

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