中高年女性のみなさん! 百貨店の婦人服売り場にコミットしてますか!?

『非おばさん的中年女性論』
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めっきり利用することのなくなった百貨店(デパート)。
子供の頃(昭和の終わり頃)、母の仕事場でもあった百貨店の婦人服売り場には、「大人になったらこういう服を着るんだろうな」と想像させる服がたくさんありました。

しかし、現在。
服を買うために百貨店に行くことはまずなく、他の用事で立ち寄っても、婦人服売り場の服に「自分が買うもの」「自分が着るもの」と実感することはありません。

もはやあの空間は異空間、異次元の世界なのです。

コンテンポラリーキャラクターって、ナンすか?

 

が、こんなことではいよいよオシャレの川下の住人(by久世番子:詳しい解説は後ほど)になってしまう。もう一度百貨店の婦人服売り場に親しみを持ち、そこでお買い物をする!

そんな野望をこめた私の百貨店の婦人服売り場考です。

オシャレ難民の中高年のみなさん、あなたは百貨店の婦人服売り場にコミットしてますか!?

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百貨店の婦人服売り場の名称が、ナゾ過ぎる問題

前文でもチラッと触れましたが、百貨店の婦人服売り場にはよくわからないフロア名やら売り場名がついています。

「ヤングとカジュアルのフロア」や「ミセスとキャリアのフロア」だったら誰でもわかるでしょうが、こんな親切なネーミングは、もはや地方のさびれた百貨店にしかありません。

都会のスタイリッシュな百貨店はこうです!

 

◆アーバンキャリア

ー映画『ワーキングガール』(1988年)より

都会で働く女性のファッションです。
いまや「都会で働く=スーツ」ではないんですが、アーバンキャリアというネーミングは、カッコよく颯爽と働く女性をイメージさせます。

 

◆エレガンスワールド

-映画『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』(2016年)より

およばれの席やパーティーなどに最適な、上品でクラシカルなお洋服です。

 

◆プレタポルテガーデン

-映画『プレタポルテ』(1994年)より

オートクチュール(高級オーダーメイド服)に対し「すぐに着られる」服、つまり既成服です。

プレタポルテという響きのとおり、相当の高級品です。

 

ここまでは私にも理解できます。
「キャリアウーマンのフロア」とか「エレガンスレディのフロア」とか言えばいいものの、やはりそれではダサい。それらしく”アーバン”とか”ワールド”とか”ガーデン”とかつけておきましょう、という百貨店の戦略もあるのでしょう。

 

が、これはどうですか?これはどんなファッションを指しているのでしょうか。

◆コンテンポラリーキャラクター

”コンテンポラリー”って、”モダン”よりもさらに今日的というか、前衛的なイメージがあるのですが、どうしても土屋太鳳withヒロミゴーとか、

山海塾が思い出されてしまいます。

 

コンテンポラリーキャラクターってナンすか!?どんなときに着用するお洋服ナンですか!

 

ちなみに紳士服はスゴく分かりやすいらしい。

情報提供ありがとうございます。

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百貨店の婦人服売り場は年齢別に区別されているのか問題

百貨店の婦人服売り場のネーミングはどうあれ、あの空間はザックリ年代によって区別されています。地方の百貨店を見ればわかりやすいのですが、2Fがヤング、3Fが若いミセス(ミッシー←死語)、4Fがそれ以上のー、ですね。

ですが、「年齢、年代の括りをやめよう」「そもそもミセスって括りはオカシイじゃん」「女性はみんな結婚するって誰が決めたんか」という意見によって、こうした雑な区別は排除されていったのです。

 

こちらの本『伊勢丹な人々』(川島蓉子・著)によると、婦人服を2フロアで展開し、2Fがヤング、3Fがミッシーとミセスという構成を最初に作ったのは伊勢丹だったそう。

1980年代に百貨店業界が活況となる中、婦人服売り場は単に服を売るだけの場から、新しいライフスタイルや価値観を提供する場に変化を遂げていきます。

そう!その結果がコンテンポラリーキャラクターなのです!

コンテンポラリーなライフスタイルを! 時代はコンテンポラリー!!

みなさん、わかりますか!?
私にはサッパリわかりませんっ!
『伊勢丹な人々』には、時代とともに変化を遂げる百貨店の熱い戦略が綴られています。
その中で30代後半~40代の女性は若い頃から様々な流行を経験し、個性を重視したライフスタイルを求めている。本当に自分が気に入った服を着たいと思っており、それを着たときのシーンや気分を想像しながら服を選ぶのだと(要約)。

百貨店の婦人服売り場には、かつてのように年代による画一的区別ではなく、より個性に応じた婦人服売り場にしたいという熱意はあるのです。

その熱意、私にも伝わっているとは思うのですがー。

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中高年女性が百貨店の婦人服売り場にコミットできない問題

売り上げの低迷や店舗の閉鎖など、百貨店にとっては厳しい時代が続いています。

足を引っ張っているのは婦人服。百貨店で服を買わなくなったのは若者ではなく(若者はもともと百貨店では買わない)中高年女性たちで、私もその一人です。

「なぜ百貨店で洋服を買わないのか?」

高い(イメージ)とか、高級すぎる(イメージ)とか、よそ行きすぎる(イメージ)とか、さまざまな理由はあるのですが、私のもっとも大きな理由はコレ。

 

 

「私にはまだ早い」

 

 

「早い!? いい歳したオバサンがナニ言っとんねん!」
「今、今やで! お前が百貨店で服を買うのは今!」

という、全百貨店の販売員やバイヤーのお怒りの声が聞こえてきますが、こう思っている40~50代女性って結構いると思うんですよ。

生活スタイルが20代、30代の頃とそんなに変わらず、体型も変わらない(ちょっと肉厚にはなりましたが)、シンプルでユニセックスなファッションを好む人にとって百貨店の婦人服は、まだまだ先の、上の世代のイメージなのです。

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百貨店の婦人服売場にコミットしたくなるおすすめの漫画

このブログではいつもは映画をご紹介していますが、今回は漫画です。

百貨店の婦人服売り場にコミットするために、ぜひご一読ください。

『Real clothes』 槇村さとる 全13巻

百貨店の婦人服売り場で働く女性販売員、天野絹江が仕事に恋に頑張るお話です。
働く女性が勇気づけられるだけでなく、百貨店が好きになる、百貨店に行ったらなんかいいことあるかもー、と思わせられます。

『神は細部に宿るのよ』 久世番子  1-5巻

オシャレの川下住人、番子さんによるコミックエッセイです。
共感と爆笑が止まらない私もオシャレ川下の住人なのかもしれません。

 

私はいつかは百貨店で、ちょっと懐かしくなったり、百貨店があって良かったと思ったりしながら服を買う自分を想像しています。

 

コンテンポラリーキャラクター! 待ってろよ!

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