おすすめの本と読書の話

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おすすめの本と読書の話

『白の闇』ジョゼ・サラマーゴ 理性や社会秩序が失われた世界とは

『白の闇』は、ある日突然失明した男から次々に感染が拡大し、世界のほぼ全員が失明してしまう世界を描いた小説です。 1998年にノーベル文学賞を受賞したポルトガルの作家ジョゼ・サラマーゴが描く、人間が感情や理性、社会秩序を失った世界は、私たちがこれから直面する現実なのかもしれません。
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『印刷職人は、なぜ訴えられたのか』ゲイル・ジャロー  言論・報道の自由とは

『印刷職人は、なぜ訴えられたのか』(ゲイル・ジャロー 著/幸田敦子 訳)は、1730年代のアメリカで実際に起きたある事件(ゼンガー事件)の真相から「言論の自由とは」「報道の自由とは」を問う物語です。 100ページ足らずと短く、しかも児童書として訳されたものですが、大人のみなさまにもおすすめの1冊です。
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『のっけから失礼します』三浦しをん  楽しく生きるとは、こういうこと!

『のっけから失礼します』は、作家三浦しをん氏が雑誌「BAILA」で連載しているエッセイをまとめたものです。 BAILAといえば、女性ファッション誌の中でもオシャレ意識高い系田中みな実系(!)の雑誌。 そのBAILAにまったくおもねることなく、いつもの三浦しをんワールドがさく裂しております。
2020.02.23
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『異類婚姻譚』本谷有希子 個人の境界がゆらぐ世界

『異類婚姻譚』は、「私」が他者に取り込まれ境界がわからなくなる世界を描いた本谷有希子の短編集です。 表題作は、夫と顔が似てくる主婦の話。これを読むと、「私」が「私」であることを確認せずにはいられなくなるー、はずです。
2020.03.30
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『夜の果てへの旅』セリーヌ 「善」に対する不信と恐怖

『夜の果てへの旅』は、ルイ=フェルディナン・セリーヌの自伝的小説です。 全編に渡って呪詛、罵言を吐き散らし、内容も文体も類を見ないほど破格で破滅的。とっても読みにくいうえ、文庫上下巻800ページもあって、ちょっとやそっとじゃ読み進まない修行本です。 世の中に溢れる上っ面だけのキレイごとや、おためごかしにウンザリしている人にはおすすめの1冊です。
2020.02.27
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『「わかってもらいたい」という病』香山リカ  苦しい社会を作る病

キンコン西野氏が『お前がいていいんだとか、お前が必要なんだとか、お前がいなきゃダメなんだとかー』と ”認めてもらいたい” 的なことを熱弁するCM。 ちょっと、いや充分気持ちの悪いCMですが、こんな感じで世の中には「認めてもらいたい」「...
2020.01.30
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『読みたいことを、書けばいい。』田中泰延  もう「文章術の本」は買わない!

わが家の蔵書で、「ダイエット本軍」に匹敵する勢力を誇るの「文章術本軍」。 ダイエット本以上に買う前の審査が難しく、買って読んだものの、想像以上にハウツー感が強くてガッカリした本も少なくありません。 読んだときは「ほうほう...
2020.01.30
おすすめの本と読書の話

向田邦子作品の楽しみ方 大人になってわかること

向田邦子さんが亡くなって38年。 1981年当時13歳だった私は、今年向田さんが亡くなった年齢になった。 テレビドラマの脚本、エッセイ、小説ー。 向田邦子さんが残した作品は今でも、いや、この歳になった今だからこそ、その面白さが...
2020.02.19
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『ananの嘘』酒井順子 アンアンよ、どこへ行く!?

1970年発行以降、今なお人気を誇る女性誌「アンアン」 エッセイストの酒井順子氏の『ananの嘘』を読みながら、アンアンともに歩んだ若き日を振り返ります。アンアンと同時期に生まれた世代にとってアンアンとは何だったのか、アンアンはどこへ行くのか!?
2020.02.19
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『私がオバさんになったよ』 ジェーン・スー 人生、折り返してからのほうが楽しい

脳科学者の中野信子さんが「われわれの世代の阿川佐和子さん」と例えるジェーン・スーさんの『私がオバさんになったよ』。 その例えのとおり、都会的で、ウィットに富んで、ちょっと辛口のジェーンさんが、われわれの世代を語ります。 ...
2020.01.30
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