映画『バンカー・パレス・ホテル』(1989年)のザックリとしたあらすじと見どころ

SF

映画タイトル:バンカー・パレス・ホテル

原題:Bunker Palace Hôtel

製作年:1989年 フランス

監督:エンキ・ビラル

映画『バンカー・パレス・ホテル』は、

酸性雨が降り注ぐ近未来を描くディストピアサスペンスです。政府高官たちが逃げ込む「バンカー・パレス・ホテル」に潜入する女性レジスタンスを主人公に、ちょっと東欧風のレトロでシュールな世界観がクセになる映画です。

キャスト

・キャロル・ブーケ(クララ)
バンカー・パレス・ホテルに潜入するレジスタンス

・ジャン=ルイ・トランティニャン(オルム)
政府高官 オルム産業の社長

・マリア・シュナイダー(ミュリエル)

・ジャン=ピエール・レオ(ソラル)

・ブノワ・レジャン(ニコライ)
レジスタンス クララの同士

映画『バンカー・パレス・ホテル』の見どころと感想

(*ちょっとネタバレありです)

いつの時代、どこの国かはわからない架空の世界。政府軍と革命軍の戦いが続き世界は壊滅状態に。

そんな中、大統領は政府高官たちを地下の避難壕「バンカー・パレス・ホテル」に集めます。

このホテルは政府高官のひとり、オルムがオーナーで従業員はすべてアンドロイド。
そこに乗り込んできたレジスタンスのクララと高官に変装していたニコライ。

初日はディナーが振舞われたものの、やがてシャワーからは黒い水が出始め、暖房は止まり、プールは凍りー。出口のないホテル、潜入者の存在。疑心暗鬼になり混乱に陥っていく高官たち。

クララの正体に気づいたオルムはある行動にー。

評)ひと昔前のSFカルト的シュールな味わいがクセになる

全体に漂う荒廃した東欧風の雰囲気が見どころの1本。ホテルの従業員、渡辺直美風アンドロイドにも驚かされます。ひと昔前のSFカルトといった感じでセット等々はかなりチープ。が、そこがイイ
であるものの、そこが良さでもあります。

ストーリーはかなり説明不足のまま、複雑な仕掛けもなく進んでいきます。
保身しか考えず互いに足を引っ張り合う高官たちの中、狡猾さを増すオルム。まったく人間味のない(アンドロイド?)大統領。彼らはこの閉鎖空間の中でどうなるのか、逃げ道はあるのか、逃げたところで地上は酸性雨でー。

そしてラストはひとひねり。何が起こったのか、どういう世界なのか、といろいろ考えさせられる作りになっています。

こんな奇妙な映画なのに、ジャン=ルイ・トランティニャン、ジャン=ピエール・レオほかビッグネームが参加しているのも見どころ。監督はフランスの人気劇画家エンキ・ビラル。

映画『バンカー・パレス・ホテル』 ぜひおためしを。

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