イギリス王室史関連映画の大一覧!【保存版】

イギリス王室映画

イギリス王室を取り扱った映画は数多くあり、娯楽としてはもちろんのこと、歴史の勉強としても楽しめます。

とはいっても、歴史は苦手。

特にイギリス王室史には、ヘンリーとかエドワードとか同じ名前の王が次々登場するし、フランスやスコットランドなどの諸外国と戦争したり、婚姻関係になったり、宗教問題が絡んだりと、ホントにややこしい。

でも、ザックリとした時代の流れやつながりがわかっていないと、せっかくの映画のオモシロさを充分に味わえないかもしれません。

 

そんな悩める私とあなたのための「イギリス王室史と映画」の大まとめです。

 

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イングランド王朝の成立期の王と関連映画

1066年ノルマンディ公ウィリアムのイングランド制服による王朝成立から、15世紀のバラ戦争終結期までの王と関連映画のまとめです。

ノルマン朝【11~12世紀】

ウィリアム1世(在位期間1066-87)征服王
ウィリアム2世(1087-1100)
ヘンリー1世(1100-35)

プランタジネット朝【12~14世紀】

ヘンリー2世(1154-89)
イギリス王国の制度を定めた名君として歴史的に評価が高い王
『ぺゲット』1964年
『冬のライオン』1968年

リチャード1世(1189-99) 獅子心王

ジョン(1199-1216)
ヘンリー2世の末息子 相続で領地を与えられなかったことから「欠地王」の異名をもつ
『冬のライオン』
『ロビン・フッドの冒険』1938年(*ロビン・フッドは伝説上の英雄)

ヘンリー3世(1216-72)

エドワード1世(1272-1307)
『ブレイブハート』1995年
スコットランド侵略を図るエドワード1世とスコットランドの愛国戦士ウィリアム・ウォレス(メル・ギブソン)の戦い

 

エドワード2世(1307-27)
男色の王
『ブレイブハート』
『エドワードⅡ』1991年
エドワード3世(1327-77)
『エドワードⅡ』

リチャード2世(1377-99)

ランカスター朝【14~15世紀】

ヘンリー4世(1399-1413)

ヘンリー5世(1413-22)
国家的英雄 歴代のイギリス王の中でも高い評価を得ている
『ヘンリー五世』1989年

ヘンリー6世(1422-61/1470-71)

 

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イギリス王国王権確立期の王と関連映画

テューダー朝のヘンリー8世、エリザベス1世を中心としたイギリス王権確立期の映画をまとめました。

ヨーク朝【15世紀】

エドワード4世(1461-70/1471-83)
エドワード5世(1438)

リチャード3世(1483-85)
シェイクスピアによって醜悪不具の肉体の怪物として描かれている王

テューダー朝【15~17世紀】

ヘンリー7世(1485-1509)

★ヘンリー8世(1509-47)
生涯6人の妃を持った王
『ヘンリー八世の私生活』1933年
『わが命つきるとも』1966年
離婚して2番目の妻アン・ブーリンと再婚しようとするヘンリー8世の圧力に屈しなかった人文学者であり政治家であったトマス・モアを描いた映画
『1000日のアン』1969年
ヘンリー8世の2番目の妻。後のエリザベス1世を出産するが、不義の疑いがかけられ処刑される
『ブーリン家の姉妹』2008年
『ヤング・ベス』1953年

 

エドワード6世(1547-53)
ヘンリー8世と3番目の妻ジェーン・シーモアとの間に生まれた子
幼弱であったため、政治の実権は妻の兄に渡る
『ヤング・ベス』
ジェーン・グレイ(1553)
権力争いに巻き込まれ意にそぐわぬ即位の後、わずか9日で王位の座を失い16歳で処刑された悲劇の王女
『レディ・ジェーン』1986年
ヘンリー8世の妹の孫ジェーン・グレイ(ヘレナ・ボナム・カーター)の生涯を描いた作品
メアリー1世(1553-1603)
ヘンリー8世と最初の妻の間の子
異教徒への激しい迫害から「ブラッディ・メアリー(血生臭いメアリー)」と呼ばれる
『レディ・ジェーン』
『エリザベス』

 

★エリザベス1世(1558-1603)
ヘンリー8世と2番目の妻の間の子
一生独身を貫き「国家と結婚した」女王
『ヤング・ベス』
『エリザベス』1998年
『恋におちたシェイクスピア』1998年
『無敵艦隊』1937年
スペイン王フェリペ2世がイギリス制圧のために派遣した船隊(アルマダ)と交戦しこれを撃破したイギリス船隊との闘い
『エリザベス一世 愛と陰謀の王宮』2005年
女王(ヘレン・ミレン)の熟年期を描いた映画
『エリザベス・ゴールデン・エイジ』2007年
『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』2018年
スコットランド女王メアリー・スチュアート(シアーシャ・ローナン)とイングランド王エリザベス1世(マーゴット・ロビー)の交差する人生を描いた作品

スチュアート朝【17世紀初頭】

ジェイムス1世、スコットランド王ジェイムス6世(1603-25)
エリザベス1世死去後にイングランド王を兼務
『エリザベス一世』

チャールズ1世(1625-49)

スチュアート朝再興【17世紀初頭】

チャールズ2世(1660-85)
ジェイムス2世(1685-88)
メアリー2世・ウイリアム3世 共同統治(1689-94)
ウィリアム3世(1694-1702)

アン(1702-14)
スコットランドと合併してグレートブリテン連合王国を創建
『女王陛下のお気に入り』2018年
アン女王(オリビア・コールマン)と2人の女官(エマ・ストーン/レイチェル・ワイズ)を描いたコメディ愛想劇

近代国家とイギリス王室の関連映画

ハノーヴァー朝【17世紀中葉~19世紀】

アン女王の没後、ドイツのハノーヴァー家から王を迎え王位を継承していきます。

ジョージ1世(1714-27)
ジョージ2世(1727-60)

ジョージ3世(1760-1820)
アメリカ独立戦争時の王
『英国万歳!』1994年
精神を病み乱心した王と、国家の危機を描いたブラックコメディ
『ボー・ブランメル』1954年
ジョージ4世(1820-30)
『英国万歳!』
『ボー・ブランメル』

ウィリアム4世(1830-37)

★ヴィクトリア(1873-1901)
産業革命により経済が発展し世界各地を植民地化。イギリス王国が栄華を極めた時代の女王。
現国王であるエリザベス2世の高祖母にあたる
『ヴィクトリア女王 世紀の愛』2009年
ヴィクトリア女王と夫アルバート公の愛を描いた作品
『クィーン・ヴィクトリア 至上の恋』1997年
夫と亡くしたヴィクトリア女王(ジュディ・デンチ)とスコットランド人の忠実な使用人ジョン・ブラウンの交流と騒動を描いた映画
『ヴィクトリア女王 最期の秘密』2017年
晩年(在位50周年記念時)のヴィクトリア女王(ジュディ・デンチ)とインド人青年の交流を描いた作品

サクス・コバーグ・ゴーダ朝【19~20世紀初頭】

エドワード7世(1901-10)
『クィーン・ヴィクトリア 至上の恋』

ウィンザー朝【20世紀~】

ジョージ5世(1910-36)
第一次世界大戦期の国王 近代史上成功した立憲君主の一人
エドワード8世(1936)
ジョージ5世の長男
『ウォリスとエドワード 英国王冠をかけた恋』2011年
王位を捨て、離婚歴のあるアメリカ人女性シンプソン夫人(アビー・コーニッシュ)との結婚したエドワード8世(ジェームズ・ダーシー)の物語。 マドンナ監督作品です。
ジョージ6世(1936-52)
ジョージ5世の次男 エドワード8世の退位により国王に
現国王エリザベス2世の父
『英国王のスピーチ』2010年
第二次世界大戦下、吃音に悩むジョージ6世(コリン・ファース)と言語療法士(ジェフリー・ラッシュ)の絆を描いた作品。 国王の実直な人柄と国民を鼓舞するスピーチが感動を呼ぶ映画です。
エリザベス2世(1952-)
現国王 在位期間は最長となる
『エリザベス二世戴冠式』1953年 *ドキュメンタリー映画
『クィーン』2006年
ダイアナ元皇太子妃がパリで事故死してから葬儀までの1週間の女王(ヘレン・ミレン)の姿を描いた作品

 

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やはり圧倒的にドラマチックで映画も多いのは、ヘンリー8世エリザベス1世ヴィクトリア女王ですね。

一方、在位期間はそこそこ長いのに、映画の主演(?)がないのはヘンリー3世、ジョージ2世ですかね、ま、その時代が平穏だったー、ということでしょう。

 

そしてジョン。

なにやらジョンの評判が良くなかったので、以後この名前が使われていないということですが‥‥‥。

 

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