ブログはTwitterとの連携が必要? 私はTwitterをやめました。

ブログはTwitterとの連携が必要? 私はTwitterをやめました。

私はこのブログをはじめるのとほぼ同時にTwitterを始めました。

ブログ初心者として運用や集客について手当たり次第に情報を集めていくなかで、「ブログはTwitterと連携させて積極的に集客するべし」ということを知り、それまで頑なに無視してきたTwitterに手をだしたわけです。

 

あれから1年と数ヶ月。
紆余曲折を経て、私はTwitterをやめました。

 

私にとって、ブログとTwitterを連携する意義はあったような、なかったようなー、いまだにモヤっとしているのですが、1つわかったことがあります。

 

これこそがブログ初心者が通りがちな「道」だということ。

 

その「道」は、どう歩くとどうつまずくのかー。

この記事はTwitterを始めてからやめるまでの記録です。

これからブログを始めTwitterと連携しようと思う方はもちろん、その道の途中で右往左往している方もぜひお楽しみ(?)ください。

 

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ブログをTwitterを連携させてみた

はじめにしたこと

・Twitterのプロフィールにブログのアドレスを記載
・ブログに「(@Twitterアカウント)をフォローする」を設定
・初ツイートは「はじめまして」
・既に知っていたブロガーと「おすすめ」に上がってくるアカウントを数名フォローする

以後数日に渡って、TLにリツイートや「〇〇さんがいいねしました」が流れてくるのを眺めながら、目ぼしい相手をフォロー。
フォロー返しされたりされなかったりを体験しました。

 

「ブログ更新のお知らせ」をツイートする

そして本来の目的「ブログ更新のお知らせ」をツイートします。
記事のアドレスを入力し、「ブログ更新しました」「ブログ書きました」という一文を加えるだけという、宣伝力に乏しい奥ゆかしいものでした。

反応は‥‥‥。

 

ブログの先生らしき人たちに出会う


ブログ初心者がネットで必ず目にするであろう有名なブログがいくつかあります。

ブログのはじめ方や記事の書き方について丁寧に解説したり、初心者が抱えがちな悩みを解消したり、応援したりしてくれる「良き先生」のような存在です。

その先生らしき人たちもTwitterをやっているわけですが、ここで質問です。

「あなたはこのブログの先生らしき人たちを フォローしますか?しませんか?」

 

私はフォローしました。

ブログの先生らしき人たちは、ブログに役立ちそうなことをツイートしています。
初心者は「へー」「ほー」と思うばかりです。

フォロワーが「先生の教えツイート」引絶賛して引用リツイートすると、先生らしき人々はさらにそれをリツイートします。
TLには元ツイートが同じー、つまり先生らしき人々の「自画自賛引用リツイート」か次々と流れてきます。

が、ブログの先生らしき人たちが、いちフォロワーのブログ更新のツイートに反応することはありません。
フォローバックもされないし、「いいね」もなければ、ましてやリツイートなんてー。

それが普通です。こっちは初心者だからそんなものです。

 

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ブログ仲間を募集する人々に出会う

当然のこととはいえ、反応がないのは淋しい。「何か反応がほしい」となりますよね。

で、Twitterで「#ブログ仲間募集」を検索すると、多くのアカウントがヒットします。

「このツイートをリツイートしてくれた方をフォローします」
「リツイートしてくれた方のブログを読みに行きます」

という友好的な雰囲気です。

 

ここで質問です。

「あなたはブログを募集する人々をフォローしますか?しませんか?」

「あなたも同じように「#ブログ仲間募集」のツイートをしますか?しませんか?」

 

私はフォローもツイートもしませんでした。

フォローしたりされたりしたいし、ブログを読んだり読まれたりもしたい。
でも、それを公言して募集することに抵抗があったのです。

ブログ仲間を募集する人々は非常に多い。
で、不気味なことに、これらの人のTwitterでの行動(仲間募集の文言や企画)やブログは似たり寄ったりなもの。

肝心のブログへの反応は期待できそうにないし、なにより自分もそこに埋もれてしまうのかと思うと、これは違う!と思ったのです。

 

「ブログ運営報告」をする人々に出会う

ブログを始めたばかりの頃は、気になってしょうがない他人のブログの運営報告記事

どこかに書かないといけない決まりでもあるかのように、多くブロガーが「PVは〇〇でした」「収益はうまい棒〇本でした」という報告がー。

 

はい、質問です。

「あなたは、ブログの運営報告をする人々をフォローしますか?しませんか?」

「あなたも運営報告記事を書きますか?書きませんか?」

 

私はどちらもしたいとは思えませんでした。

特に収益を自慢するようなブロガーや、自らをプロブロガーとかインフルエンサーと称する人の自意識を私は理解できそうにない。

そもそも、こうした著名な(?)ブロガーが、拡散力のない初心者ブロガーをフォローしたり、ツイートを拡散したりするでしょうか?

「影響を受けました!」「憧れです!」と、露骨にヨイショしたり、とんがったツイートをしたり、それで炎上したりしなければ、存在すら認知されないのではないでしょうか。

 

もちろんそんなのは嫌なわけでー。

 

<関連記事>

 

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アンチと呼ばれる人々に出会う


自称プロブロガーやインフルエンサーに対するモヤっとするのは自分だけありませんでした。

「アンチ」と呼ばれる人々がいたのです。

 

自称プロブロガーやインフルエンサーよりもはるかに現実的な考えをもっているアンチと呼ばれる人々は、私にとってはアンチではなく、むしろ普通の感覚を持つ人々に思えました。

 

「あなたはアンチと呼ばれる人をフォローしますか?しませんか?」

私は代表的な(?)アンチをフォローしました。

そして、こちらのブログかリツイートされたのです。

 

が、これに気を良くしてアンチ的な記事ばかりを書く気にはなれませんでした。

そんなことを書くためにブログを始めたわけじゃない。

自称プロブロガーもアンチも実態はよくわからないし、ブログやTwitterを始めるまではまったく知らなかった人なのだから、ホントの影響力ってなんだろう?と。

 

ブロガーではないプロの書き手に出会う


プロブロガーとかアンチとかにウンザリした当時の私は、プロの書き手や批評家の考えや文章に触れたくなりました。

当時、その思いを書いた記事がこちらです。

 

ブログの先生らしき人たちのような怪しさはなく、#仲間募集の人々のような薄っぺらさもない。プロブロガーやアンチを見るような疲労感もない。

が、これらの人とたちとのつながりよりも、さらに一方通行の状況になりやすい。

そして、プロの書き手や批評家の考えや文章は、Twitterではなくて、もっとまとまった文章媒体(書籍やブログ)を読んだほうがいい、と思うようになりました。

 

プロの書き手から得るものは多くても、ブログの集客に直結することはなかったのです。

 

ほどよい人たちに出会う

紆余曲折を経て、私は自分と同じような立ち位置にいる(と思われる)人を厳選してフォローするようになりました。

ブログを読み合い、感想をリプライしたりリツイートし合うー。

これは楽しいし、疲弊することもありません。

記事を書くのきっかけやヒント、刺激を受けることもたくさんありました。

 

が、むしろ好感できる相手だからこそ、ブログの集客とか収益とかを考えている自分がドス黒く思えてきました。

Twitterからの集客や収益は度外視しよう、純粋なつながりを大切にしようと思うようになったのです。

 

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これでいい、はずなのになぜTwitterをやめたのか

ここで「めでたし、めでたし」となるはずですが、私はTwitterをやめました。

 

ブログの集客にこだわらずいい感じでTwitterを続けていましたが、次第に「自分はTwitterで何を見ているんだろう、何を見せられているんだろう」と思うことが増えてきました。
そして、Twitterを始めた当初の目的に立ち返り、自分のブログにはつながらないTwitterをどうすべきかを考えー。

 

そこに、「出口」が見えたのです。

Twitterとは関係なくブログは成長していた

ブログ初心者が「ブログはTwitterと連携して集客を」という教えに従い、ブログの更新をツイートしたり、他人の自意識のモロ出しにモヤモヤしたり、自称プロブロガーやアンチに結果的に疲弊したり、楽しげな企画に参加したりしながら、気付けばこのブログは、Twitterからの流入にほとんど影響されないブログに成長していました。

 

Twitterをやめてもブログには影響はないー、そう思えたから私はTwitterをやめました。

 

Twitterをやめて1カ月の今

Twitterをやめて1ヶ月が経ちました。

ブログへの影響はまったくなく、 PVや収益はTwitterをやっている時期と変わらないペースで「微増」といったところです。

 

Twitterを通じて知ったブロガーやライターのブログは、ブクマして今も楽しく読んでいます。

Twitterで出会う人々をフォローするかしないか、どう思ってどう関わるのかはすべて自分の判断です。
ブログの集客のためと思って始めたものの、別の意義を見いだすこともあるでしょう。

 

心をザワつかせたブログの先生もどきや#仲間募集軍団、自称プロブロガーやアンチの動向は一切目にも耳にも入ることもなくなった今、そんなことを考えながら「自分は初心者ブロガーが通りがちな、いや通るべき『道』を通ってきただけなんだ」と思っています。

 

―――――――

 

私ごときのブログやTwitterの話題で、この名作を引き合いに出すのはナンですが、今回のおすすめ映画はこれです。

 

映画『道』

 

フェデリコ・フェリーニ監督の代表作です。

大道芸人のザンパノは自分の身の回りの世話をさせる「妻」をお金で買うわけですが、妻となったジェルソミーナは頭が少し足りなくて、そのぶん心が純粋な女性。身の回りの世話や大道芸の前座を務めながらザンパノを支えます。

そんなある日、ザンパノの横暴っぷりがイヤになり飛び出してしまったジェルソミーナはある芸人と出会い、好意を寄せるようになります。

が、後日、ザンパノはこの芸人をトラブルの末、に撲殺。
ショックを受けたジェルソミーナは廃人のようになり、芸の手伝いもできなくなってしまいます。

ジェルソミーナを里に帰そうとするザンパノですが、それにすら応じない。
困ったザンパノはジェルソミーナを置き去りにしー。

数年後、ジェルソミーナのその後を知ったザンパノは、後悔の念に打ちのめされー。

という悲しい話です。

 

ジェルソミーナがいちいちイジらしくて切なくなってしまうのですが、ザンパノがあまりにもわからんチンで「ほらぁ、言わんこっちゃないっ!」というラストです。

ザンパノはジェルソミーナの前の「妻」(ジェルソミーナの姉です)も病気で亡くしているのですが、さっさとジェルソミーナを「買う」くだりから、悲しくは思っていなかったようなんですね。

ですが、ジェルソミーナに関してはそうじゃなかった。
ジェルソミーナを失ったことで、ザンパノははじめて人としての「悲しみ」や「孤独」を知ったのでしょう。

 

過ぎてみなければわからない、通ってみなければわからないー。「道」はどこにつながっているのでしょうね。

 

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