映画『恋するリベラーチェ』(2013年)のザックリとしたあらすじと見どころ

映画レビュー
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映画タイトル:恋するリベラーチェ

原題:Behind the Candelabra

製作年:2013年 アメリカ

監督:スティーブン・ソダーバーグ

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◆映画『恋するリベラーチェ』は、

ド派手な衣装とステージパフォーマンスで人気を誇ったエンターテイナー、リベラーチェと、彼に見初められた若者スコットとの同性間の愛憎を描いた映画です。

どんな題材でもスタイリッシュに仕上げてしまうスティーブン・ソダーバーグ監督が、テレビ映画として製作した作品です。

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◆キャスト

・マイケル・ダグラス(リベラーチェ)
「世界が恋したピアニスト」と呼ばれ、絶大な人気を誇ったエンターテイナー。

・マット・デイモン(スコット・ソーソン)
リベラーチェと恋に落ちる若者。
リベラーチェの希望で整形手術やダイエットを繰り返すうちに、薬にハマり、やがて捨てられる。

・ダン・エンクロイド(シーモア・ヘラー)
リベラーチェのマネージャー。
リベラーチェが恋人と別れるときの後始末係

・ロブ・ロウ(ジャック・スターツ)
リベラーチェ御用達の整形外科医。スコットにも整形を施し、薬物を勧める。

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◆映画『恋するリベラーチェ』の見どころと感想

(*ちょっとネタバレありです)


-HBO Films / Photofest / ゲッティ イメージズ

まず、この映画はコメディではありません!(私はDVDのパケ写から、コメディと思いこんでいました……。)大真面目な映画です。

 

リベラーチェは60歳に手が届く熟年。しかし、エンターテイナーとしての人気は衰えず、今なお華やかな生活を送っています。

若い恋人をとっかえひっかえする癖があり、そんな中で、青年スコットと出会います。

リベラーチェ的にはルーティンワークのように、自分のそばにおいて身の回りの世話(カツラの手入れ等々)をさせ、自分好みの恋人に仕上げていくのですが、もともと田舎者のスコットは、この贅沢三昧の生活に「自分、これでいいのか‥‥‥」と、不安を感じ始めます。

 

リベラーチェの勧めで「リベラーチェ似」の顔に整形し、束縛されながらもその濃厚な愛情を受け止めようと苦悩の日々。

が、スコットはその苦悩から逃れるためにコカインに手を染め、酷いざまに。
リベラーチェはそれを止めさせようとしますが、次第に二人の間に亀裂が入っていきます。

そして、決定的な出来事から、スコットはリベラーチェに捨てられ-。

 

――――――

 

「はいはい、ありがちなヤツです」と言いたくなる気持ちを抑えて、私なりの見どころを。

 

この映画は、スコットの回顧録(というか暴露本)をもとに作られています。
なので、「いろいろあったけど美しい思い出」的に仕上げられている感があります。

リベラーチェ側の事実がどうであったかは分かりませんが、これは、スコットが見た二人の世界を「スコットの願望」を加えて描れている、と思って見るべきです。

そのほうが味わいが増す映画です。

 

ストーリーは三流だし、色物感はぬぐえないので評価や好き嫌いがハッキリする映画だと思いますが、わたしは好きです。

マイケル・ダグラスの怪演っぷりもさることながら、マッド・デイモンのイジイジ具合がいい。やっぱりマットは、こうしたイジイジ悶々とする役でこそ!です。

そして、「いかにも」な整形外科医を演じたロブ・ロウの変貌ぶり! あのいかがわしさは絶品です。

 

で、なにより、この監督、このメンバーで、どうしてこれだったんだろう、という疑問-。

ずっと残るこの疑問込み、でお楽しみください。

 

 

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