映画『アニー・ホール』(1977年)のザックリとしたあらすじと見どころ

監督別 ウディ・アレン
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映画タイトル:アニー・ホール

原題:ANNIE HALL

製作年:1977年 アメリカ

監督:ウディ・アレン

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◆映画『アニー・ホール』は、

NYを舞台に男女の恋と別れを描いたラブストーリーです。
ウディ・アレンの初期の名作で、シニカルなストーリーや凝りに凝った演出と撮影技法、アニーのファッションなど、さまざまな見どころのある傑作です。

 

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◆キャスト

・ダイアン・キートン(アニー・ホール)
歌手志望の女性

・ウディ・アレン(アルビー・シンガー)
スタンダップコメディアン 神経症で2度の離婚歴あり

・トニー・ロバーツ(ボブ)
アルビーの友人

・ポール・サイモン(トニー)

ハリウッドに拠点を置く人気歌手

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◆映画『アニー・ホール』の見どころと感想

(*ちょっとネタバレありです)

冴えないコメディアンのアルビー。
友人ボブとテニスに出かけたときに、アニーと出会い恋に落ちます。

神経質で常に「死」にとらわれているアルビーに対し、自由で奔放な考え方のアニー。
2人は互いに惹かれ合い同棲生活を始めます。

が、考え方違いにより衝突することも多い2人。あることがきっかけ2人はいったん別れを選びますしかし、惹かれ合う2人はふたたび恋人関係に。
そしてアニーに歌手として成功するチャンスが訪れます。

 

人気歌手のトニーに誘われカリフォルニアに渡るアニー。
自身も別れたい気持ちがあって別れたのに、アニーのことがどうしても忘れられないアルビー。

ニューヨークでアニーとやり直したいと願うアルビーですが、ふたりの仲はー。

 

―――――――

 

公私ともにパートナーであったウディ・アレンとダイアン・キートン。
『アニー・ホール』は2人の恋愛に発想を得て書かれた物語です。

が、大部分は創作で、映画は2人の”出会いと別れ”を軸に、ウディ・アレンがその後も描き続ける「死」へのこだわりや過去と現在のつながりなどが、さまざまな趣向で描かれています。

そしてラストのニワトリの小話に象徴されるのは”不合理への執着”というところでしょうか。
厄介な相手や、どうしてもこじれてしまう関係とわかっていても、人はその「卵」を欲しがってしまうのです。

アルビーにとっては大失恋となる物語ですが、けっして悲しいだけじゃない。

アルビーが、アニーが、そして恋をする人すべてが、手に入れたものと、失ったものを、究極の恋愛体質であるウディ・アレンだからこそ、描くことができたのかもしれません。

 

そしてこの映画のもう一つの特徴は撮影や演出の凝りようです。

画面を分割したり、心の声を字幕で出したり、第4の壁を壊すし、通行人にも話しかけるー。
ただでさえ会話が多くて、うるさくなりがちなのに全編に漂う都会的なセンス。
(1977年当時と今(2020年)では、都会的の印象も随分異なるのは承知の上で)アニーやアルビーのファッション、インテリア、趣味は何度見ても古さを感じない魅力にあふれています。

 

ウディ・アレン”初期の”名作といいましたが、個人的にはオールタイムベストかもしれない映画『アニー・ホール』です。

ま、私は、あそこまで神経質な男とはやっていけそうにありませんが‥‥‥。

 

 

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