アンガーコントロールに効く!? おすすめの映画

おすすめの映画

どう考えても非効率的で印象も悪いやり方なのに、いまだになくならない訪問販売。

”訪問販売 メリット” でネット検索して出てくるのは、「人に話しかけるチカラが身につく」とか「メンタルが強くなる」とかー、

知らんがな!そんなチカラは他でつけてくれ!

で、先日、残念なことに全然メンタルが強くなっていない訪問販売員がやってまいりましてー。

怒りのデス・ムゴン!?

この日やってきたのは某飲料メーカーの販売店のオジサン(推定50代)

オジサン「あの、最近このあたりをまわっているんですが……」とゴニョゴニョ。

ワタシ「用件は何でしょうか?(オジサンの持つパンフが見えたので)牛乳配達ですか?」

オジサン「あ、牛乳は飲まれませんかね……」と、壮大な質問。

ワタシ「(そりゃ飲むこともあれば飲まないことも……)そうですね……。」

オジサン「あ、でも牛乳じゃなくて、コレがですね、ご存知ですか?」

オジサンが見せたのは、店頭でも普通に販売されているような乳酸菌飲料。

ワタシ「あ、うちは結構です。すいません」と、やんわりと断った。

が、

オジサン「こういうの興味ないですかね?」と、意外としつこい。

宅配じゃなくても、すぐそこにスーパーだってあるし、スーパーで買ったほうが安いだろうし、という思いを醸し出しつつ、

「あ、はい。結構ですから。すいません」と笑顔で丁重にご辞退したわけですよ。

で、そんなワタシに対し、オジサンはー、

無言で、サッサと立ち去った。

無言でよ。

ごらぁぁ! それがセールスに来るモンの態度かぁ!こっちが”すいません”と(思ってはいないけど)言っているのに、何もナシか!無言か!

「あ、そうですか」の一言くらいあってもいいじゃねーか!

と、思いましたよ、もちろん口には出しませんが。

怒りを鎮めるために

人の怒りの感情のピークは6秒と言われます。

怒りを鎮めるためには ”とりあえず6秒間やり過ごす”というアンガーコントロールもあり、あの安倍首相(当時)も実践しているとか、していないとか、いずれにしてもできていないとか……。

ワタシはこのオジサンの行方を6秒ほどかけて確認したったわ。

オジサンは炎天下の中、昼間はお留守のお宅に向かっていったわよ。

ご苦労さま。


というわけで、イラっとする気持ちに効く映画です。

映画『ジョン・ウィック』(2014年)/『ジョン・ウィック チャプター2』(2017年)/『ジョン・ウィック パラベラム』(2019年)


-Summit Entertainment / Photofest / ゲッティ イメージズ

車を奪われて、家を襲撃され、亡き妻が残してくれた愛犬が殺され、怒りに火がついた元殺し屋のジョン(キアヌ・リーブス)。ロシアンマフィアの仕業と知り、だいぶやりすぎの復讐を遂げます(1作目)。

が、これがもとで新たな「殺し」を依頼されることになり、断ったことで今度は家ごと吹っ飛ばされたジョン。結局依頼を引き受け成し遂げた後、依頼主も始末(2作目)。

が、今度は殺し屋組織そのものを敵に回すことに(3作目)。

ブチ切れジョンの容赦ない復讐っぷりを見て、反面教師的に自分の怒りをおさめる、という方法はいかがでしょうか。

別の角度からもう1本。

映画『ウディ・アレンの重罪と軽罪』(1989年)



映画『ウディ・アレンの重罪と軽罪』は、売れないドキュメンタリー映画監督(ウディ・アレン)と、眼科医として成功した男の人生を交錯させながら「罪とは何か」を描いた作品です。

ウディ・アレン作品らしい「不条理なことだらけ」の話なんですが、こうした世界をシニカルに見るクセをつけておくと、少なくともイラっとはしにくくなると思うのです。

ま、性格が悪い人と思われるリスクはありますが……。

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