歓喜!アキ・カウリスマキ祭り/再びのグレイヘア/やり過ごす3度目の夏

まんざらでもない日記
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2022年7月25日

Amazonプライムのチャンネル「シネフィルWOWOW」にアキ・カウリスマキ監督作品の配信がドドーンとやってきて、個人的にちょっとした祭り状態になっております。

フィンランドを代表する映画監督で、社会の底辺をユーモアと皮肉交じりにあたたかい視線で描く作風はどこか日本的でもある。小津安二郎を敬愛していることでも知られ、作品の中にも日本がたびたび意外な形で登場。緑がかった青や抑えた赤、黄色などのカラーセンス、音楽、犬好き、と好きな要素が満載で短尺なのもイイ。私が長く敬愛しているコラムニスト、中野翠さんも激推ししているカウリスマキ監督。

いまシネフィルWOWOWでは11作品(多分)配信中です。初期の『パラダイスの夕暮れ』(1986年) 『真夜中の虹』(1988年)は未観だったので嬉しい。いまは亡きマッティ・ペロンパーの若いお姿を堪能。とりわけ『真夜中のー』での黒メガネ姿は最高だった。

映画『パラダイスの夕暮れ』

カウリスマキ監督はジム・ジャームッシュとも親交があり、『レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ』(1989年/シュールコメディの傑作、続編もあるよ)にジャームッシュが出演しているし、1991年のジャームッシュ監督作品『ナイト・ザ・プラネット』(1991年)にはマッティ・ペロンパーがヘルシンキのタクシードライバー役で登場しているのもありがたい。


再びグレイヘアが話題のなのか。(以前の日記にもこんなことを書いてます)いや、自分が興味あるだけでそう思えてしまうのか。それはさておきますます増えてきた白髪をどうするか、と思案中。

ここ1年くらい「白髪がキレイに染まらなくてもイイや」と、かなり明るい白髪染めにしている。が、染めていることには変わりない。「白髪染めをやめる」という状態にはなく、これはグレイヘアなのか? 色味的にもグレイじゃないよな? と。(注:グレイヘアの「グレイ」は「高齢の、円熟味のある」の意味で使われているようです)

幸い髪を何色にしようがナンダカンダを言われる状況になく好きな色にできる今。もっと明るくしたいけれど傷んでパサついて見えるのだけはイヤ。白黒のグレイではなく薄茶は黄ばんで見えてしまうのか。スタイルはどうする?下手にショートにするとパサついて見えそうだし…。


再びといえば、またまた新型コロナの感染が拡大中。今度はオミクロン株の亜種「BA5」 感染力が強くワクチン接種者も感染するという。

行動制限の要否やワクチン接種をめぐるネットの賑わい(? )も既視感しかない。社会活動や生活状況によって感染のリスクはさまざま。世の中の基準がアマいと思う人もいればそうじゃない人もいる。

一様の対策でなんとかなるものではないのだから、自分にあった感染対策と万が一の備えをしていくしかないのかな、と、粛々とやり過ごす3度目のコロナ禍の夏です。

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