2023年5月の「まんざらでもないまとめ」

月刊まんざらでもないまとめ
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2023年5月

新型コロナ感染症が5類(感染症分類)となったことを受け、各所でとられていた対策も緩和。ようやく日常が戻ってきた今月です。

個人的にはそのコロナ禍明け早々に発熱し(コロナは未検査)、体調不良の1か月。そんな今月のまんざらでもないまとめ、です。

G7広島サミット開催(5月19日~21日)

被爆地である広島で行われた今年の主要7か国首脳会議(G7サミット)
各国首脳らの平和記念資料館への訪問をはじめ、核廃絶のメッセージが発せられた。

といっても現実は核廃絶どころかアメリカをはじめ、核保有国への配慮ばかりが透けて見える会議だった。

そして最大のプレゼンスとなったウクライナのゼレンスキー大統領の参加。ロシアの侵攻に対する戦時下にある国のトップを招いたことが、平和への動きとなるのか。いや、ロシアや中国との関係悪化となるのではないか、などの声もあった。

なにはともあれホスト国としての役目を無事果たした岸田首相。日本国内では総じて好印象で支持率も回復ー、のはずだった。

が、首相の長男で政務秘書官の翔太郎氏の愚行が問題に。
昨年末に首相公邸で親族らとともに忘年会を開き、パブリックスペースで撮った写真が週刊誌にすっぱ抜かれたというなんともお恥ずかしい事態。翔太郎氏は事実上の更迭となった。

出た写真もアレだし、出てしまうこと自体、危機管理力がなさ過ぎてー、お粗末さまです。

市川猿之助、両親とともに心中未遂(5月18日)

歌舞伎役者の4代目市川猿之助氏が18日自宅でもうろうとした状態で発見。父親で歌舞伎役者の市川段四郎さんは搬送先の病院で死亡。母親は発見時すでに死亡していた。

何が起こったのか騒然となった事件。現在もまだ捜査中だが、一家心中を図ったもようで両親は薬物(睡眠薬か?)による中毒死とみられている。

事件当日に発売の週刊誌には猿之助氏のパワハラが報じられているが、これが原因なのかは不明。ほかの原因もあれこれ囁かれているけれど、死を決意する原因など他人が容易にわかることではない。
猿之助氏の言葉を待つしかないだろう。

前段の首相一家もそうだけど、生まれた時から自分が進む道が決まっているってどうなんだろ。

LGBT理解増進法案、混迷

性的少数者に対する理解を広めるための「LGBT理解増進法案」 今国会中の成立を目指しているが「第3案」の提案で混迷している。

修正と言いつつ元来の保守的姿勢を崩さない自民党案。基本理念に「差別は許されない」という文言を明記することを主張し自民党案に相対する超党派合意案(立憲・社民・共産)。「第3案」はこの中間に位置するとみられる維新国民独自案。

正直この第3案の提出にはガッカリした。どう見ても自民党案寄りで基本理念も自民と同じ「不当な差別はあってはならない」というもの。不当でない差別があることを暗に肯定している。ほかも言葉遊びのレベル。

国民民主党の玉木党首は、LGBT法案によってシスジェンダーの女性の安全が脅かされてはならない(あの女性トイレがなくなるとか、性自認女性の”男”が女性更衣室に入ってくるといった極論)という考えを示しているが、LGBT法案でそれを言っちゃあなぁ。

中道のどっちつかずの悪いとこが出てしまった。ホントに残念。

今月のまんざらでもないまとめ

動くべきか、動かざるべきか。


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