2021年10月の「まんざらでもないまとめ」

月刊まんざらでもないまとめ
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2021年10月

前半はまだ半袖で過ごしていたのに中ごろに急に寒くなった秋到来の今月。飲食店の営業時間も通常に戻りようやく穏やかな日常が取り戻せそうな、いや、そうもいかなさそうな今月のまんざらでもないまとめ、です。

小室圭さん、眞子さんご結婚(10月26日)

秋篠宮眞子さまがかねてから婚約中の小室圭さんと婚姻届けを提出し、結婚された。
結婚式にあたる皇室儀式などはいっさい行わず国から支払われる一時金も辞退。2人はこの日記者会見を行い、結婚の報告と事前に準備された質問への回答を行った。

これまでのなんやかんやは書くまでもない。先月末に小室さんが帰国されてからの報道の過熱は異常だった。誹謗中傷が見られたのはSNSだけではない。TVの報道もゲスの極みだった。それなのに「もっと祝いムードの記者会見が見たかった」などとよく言えたもんだと思った。さらに「ホントのところを語っていただきたかった」などと言うのにもゾッとした。

この2人の件に限らず、疑惑をあてられた側がそれを覆す事実を説明しなければならないのか。
「それは事実ではありません」「デマです」の一言では済まされないのか。疑惑やデマを覆すために表に出す気のない事実を話さなければならないのだろうか。

ともあれ、お幸せに。

衆議院選挙投開票、結果はー(10月31日)

岸田内閣になって初の国政選挙となる第49回衆議院選挙。与党が過半数を維持すると見られているが結果やいかに。

コロナ禍で拡大した「格差」が争点の一つとなっている今回。高齢者よりも若い世代が直面する問題であるものの、その若者の投票率が低い。小栗旬さんら有名人が広告でも宣伝でもなく自主制作した動画『VOICE PROJECT 投票はあなたの声』も話題となった。

「なぜ若者は投票に行かないのか」という質問に対し、ある人が「興味、関心がない」と答えた後、こう切り返してきた。「逆に聞きたい。上の世代の人は若い頃に投票に行っていましたか? 行ってなかった人は、いつ、なぜ行くようになったのですか?」

歳を重ねるといろいろうまくいかないことが出てくる。自分の行いのせいかもしれないけれど、それだけじゃなく制度や政治にも一因があるのでは、と思い始めるからだろうか。好きなことや関心のあることはあっても、それだけに没頭できなくなって、ふと若い頃に知らず知らずに浴びていた政治の話に意識がつながるからだろうか。

そう考えたら若い頃にあまり「自分はコレ!」と決め込まずにいろんなことに首をつっこんだり、さらされたりしておくほうがいいのかな、と思ったりした。

「選挙には 行きたくなったら 行けばいい」でいいんじゃないでしょうか。

学校で選挙の話をしても大丈夫?

選挙絡みでもうひとつ。18歳から選挙権がある今、高校生の一部も選挙に行く。そこで「学校でー」という疑問を抱える高校生がいるという。

疑問は「みんなが興味のないことを話して浮くんじゃないか」とか「意識高い系と思われてドン引きされるんじゃないか」とかそんな発想からではなく、学校にいる大人、つまり教員から漂う「選挙の話はタブー」という気配に起因しているもよう。

教育現場では特定の政党や候補者推す選挙運動は禁止(地方公務員法及び公職選挙法)されている。「先生は政権交代したほうがいいと思いますか? それはなぜですか? 」なんて質問にも答えにくいのだろうな。

前段の話と同じで、あまり意図的に選挙の話をするのも変だし避ける必要もないのでは。

今月のまんざらでもないまとめ

大きな変化の中でも、前向きに朗らかに。

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