2021年9月の「まんざらでもないまとめ」

月刊まんざらでもないまとめ

2021年9月

東京オリパラも終わり、月初早々に菅首相が退陣表明をした今月。世の中が新しい方向に進み始めることを期待して、今月のまんざらでもないまとめとまいりましょう。

自民党総裁選行われる(9月29日)

まずはこの話題。菅首相が党総裁選への不出馬を表明(3日)以後、慌ただしくなった政界。4名(岸田文雄氏・河野太郎氏・高市早苗氏・野田聖子氏)の候補が出そろい、29日行われた総裁選挙によって岸田文雄氏が新総裁に選ばれた。

安倍元首相の辞任を受けて行われた1年前の前回は、コロナ禍の先行きも見えずオリパラも延期、何も期待できないムードの中で安倍継承路線の菅氏が選ばれた。その当時に比べ今回の総裁選びに、世の中を変えていくエネルギーを感じるのは気のせいだろうか。

結果的には派閥力に勝る岸田氏の圧勝となったが、石破氏や小泉氏と手を組んで注目を集めた河野氏(SNSでのブロック多用も話題に)、極右と呼ばれた「わきまえる女」高市氏、唯一「赤木ファイル」の再調査を明言した野田氏など、個性的な面々での戦いは見どころがあったと思う。

一方、野党は「自民党のことばかり報道してけしからん」と声をあげたが、もはや立つ瀬なし。総選挙は厳しい戦いとなりそう。

“世の中を変えていくエネルギーを感じた”のは気のせいだったみたい。
変わるどころか、安倍1強時代が遺した負の遺産にどうにもならない岸田政権。野党も相変わらずでー。

緊急事態宣言、9月30日をもって全面解除へ

19都道府県に出されている「緊急事態宣言」および8県への「まん延防止等重点措置」を期限の9月30日をもって全面解除することが決定した。全面解除ではあるものの、飲食店やイベントの制限緩和は段階的に行われる方針。

これを受けてメディアは「再感染拡大」の危機を煽る。もちろんその懸念はあるものの、緩和されても社会活動を再開できないマインドの冷えのほうが怖い。自身が慎重な分には問題はないが、規制緩和の中で正当に活動を再開する人々に対し「監視」のような目を向けるのだけはやめていただきたい。

淡々と自粛したように、淡々と緩和するのみ。

出禁となった「ラーメン評論家」 釈明でさらに炎上(9月27日)

女性ラーメン店主からセクハラ行為を告発され出禁となったラーメン評論家(自身はフードジャーナリストと称)の問題。

泥酔し写真撮影を要求。これを断ると「顔は写さないから身体だけでもー」と執拗に迫ったという。さらに内装業者との金銭トラブルに関しても店主を中傷するような発言をしたと。

が、世間を唖然とさせたのはこの後の行為。 当初匿名であった評論家自身が「自分です」とブログで名乗り出て長々と持論を展開した。これがもう酷い。反省はおろか釈明にもなっていないし、店主に対する二次的な嫌がらせと思えるレベル。内容も酷いが批判はその「おじさん構文」的文章にも集まった。

本人は「自虐」のつもりかもしれない。「面白い」つもりかもしれない。「余裕」があるつもりかもしれない。しかし問題そのものを軽視し嘲笑した文章は不愉快でしかない。同世代のテキスト文化に触れ、あの手のノリの文章にそこそこの耐性のある私でも「これはいかん、これはない」と思った。

で、騒動のついでにおじさん構文(おばさん構文)について調べてみた。……、気をつけよう。

今月のまんざらでもないまとめ

ふたたび動き始める世の中に、おいていかれないように。

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