2021年8月の「まんざらでもないまとめ」

月刊まんざらでもないまとめ

2021年8月 三度? 四度?の緊急事態宣言下の現在です。粛々と2回目のワクチン接種も終え、自分でできる対策を講じながらコロナ禍の喧騒を静かに見守る毎日です。というわけで、今月のまんざらでもないまとめです。どうぞ。

米軍 アフガニスタンより撤退を完了(8月31日)

バイデン米大統領は声明を発表し、20年に及んだアフガニスタンの米軍駐留が終わったことを宣言した。これにより2001年から続いたアフガニスタン戦争が終結した。

とはいえ、米軍の撤退が進む15日、反政府勢力タリバンが首都カブールに侵攻。またたく間にアフガニスタン政府は崩壊した。空港には国外に逃れようとする人々が殺到し、過激派組織ISの支配下組織による自爆テロが発生。武装勢力に対し米軍は無人機による空爆を行ったが、子どもを含む一般市民が巻き添えになった。

特に女性に自由を禁じるタリバンの思想は現代社会が容認できるものではない。が、これに代わるはずの政府があまりにも脆弱すぎた。再びISのテロのニュースに震撼する日々になるのだろうか。

メンタリストDaiGo氏、ヘイト発言で炎上(8月7日)

メンタリストとして活動しているDaiGo氏が、自身のYouTubeチャンネルで生活保護受給者やホームレスに対し「不要」という発言をしたことに多くの批判が集まった。その後YouTubeで謝罪と反省の意を述べ活動を自粛している。

多くメディアで取り上げられてたこの問題。人気者が図に乗って自己本位で無知で幼稚な発言をしたー、で今の社会は済ませてくれない。それほど生活に困窮する人の実情は厳しいのだ。

ちょうど『コロナ禍、貧困の記録』(雨宮処凛著)を読んでいた(レビューはこちら)。生活保護に関しては以前からマイナスの印象付けがあった。不正受給もそれほど多い話ではないという。が、コロナ禍で顕著になった分断と対立が、あらゆる相手に批難の目を向けさせるようになってしまった。

生活困窮者を公助によって支えることさえ嫌だと思うようになってしまったのでは、あまりにも虚しい。人として虚しい。

ライブ会場につきまとい 当時の法律では「無罪」と判決(8月27日)

ふと目にとまったこのニュース。報じられている以外のことは何も知らないのでどの程度の ”つきまとい” だったのかはわからないけれど、罪に問われた「46歳の女性」にいろんな背景を思い描いてしまう。

接触することを禁じられても、どうしても同じ空間に居たかったのだろうか、そこまで求める思いって愛情なのか執着なのか。家族はいるのだろうか、仕事は、暮らしぶりはー。

ニュースを見てそんなことを考えることがある。だからといってネットの ”特定” 記事を見る気にはならない。アレはホントにゲスの極み。短編集『三面記事小説』(角田光代著)のように、仮想ではあってもあり得る事件の裏側を想像するのほうがいい。ル・クレジオの『ロンドその他の三面記事』もそんな小説なのだろうか。機会があればぜひ読んでみたい。

今月のまんざらでもないまとめ

出来事の裏側にある光と闇とー。

タイトルとURLをコピーしました