2020年12月の「まんざらでもないまとめ」

月刊まんざらでもないまとめ

2020年12月。


振り返れば今年1月のまとめで初めて新型コロナウイルスを取り上げたときには、まさかここまでの事態になるとは想像していませんでした。

そんなコロナ一色だった2020年も終わります。コロナの収束と平和な来年に向けて、今月のまんざらでもないまとめです。

世界各国で新型コロナワクチンの本格接種始まる

欧州各国やアメリカで新型コロナウイルスのワクチンの接種が始まった。
医療従事者を皮切りに高齢者など重症化リスクのある人を対象とした接種が進んでいる。
日本での接種開始は2021年2月下旬ごろになるもよう。海外と同様に高齢者や基礎疾患のある人を優先接種の対象とする案がまとまった。

以前、映画『コンテイジョン』を見たときに、ワクチン接種開始まで結構な時間がかかるなと思ったが、現実は映画以上だった。映画のようにテロリストがワクチンを強奪することはないにしても、国や自治体は接種の手続きにてんやわんやとなることが想像できるし、おそらくあるであろう不手際をメディアが騒ぎ立てることになるのだろう。

コロナ禍だからできること、できたこと

ここからは個人的なコロナ禍の過ごし方について振り返ります。
たまたまコロナ禍の影響の少ない生活状況の私は、これ幸いと不要不急の外出を控え、家で映画や海外ドラマ三昧。

本もたくさん読み、特にエッセイを多く読んだ1年だった。
既にコロナ禍で書かれたエッセイも出版されており、コロナという事態の受け止め方が人それそれであることをあらためて気づかされるものも。

『あんぱんジャムパンクリームパン』は、ライターの青山ゆみこさんと校正者の牟田都子さん、翻訳家の村井理子さんの共著。このお3人が、コロナによって大きく変わってしまった生活の中で思うことを手紙をやりとりする形で著したもの。

かわいいタイトルと「手紙」というやわらかい語り口ながら、内容は結構ヘビー。
読みながら何度も「そこまで絶望しなくても……」と思ってしまったけれど、こうした心の温度差が人と人の分断を生むのだろうと自戒。コロナが与える影響は人それぞれ。それぞれの困難に対処していくしかないし、それを他人が「とやかく言う」ことでもないのだ。

この1年、私自身なにが辛かったかといえば、とにかく「とやかく言う」風潮。
TV(特に報道バラエティ)でも、ネットでも、巷でも。コロナ対策に有効無効はあるとしても、コロナ禍を「どう生きるか」ということに正解も間違いもないはず。なのに「自粛要請」というなかなか強大な圧力によって正否をつけられるような、そんな自粛以上に窮屈な日常になってしまった。

この状況はこの先もまだまだ続きそうなので、適度に距離をおく術を身につけたいと思う。

まんざらでもない今月のまとめ

2021年の抱負というほどのものでもありませんが、心穏やかに過ごしたい。
いい映画をたくさん見て、本を読んで、人との心の距離を離しすぎず寄せすぎず。
どうか良い1年でありますように。

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