2019年 私が見た「ベスト映画」を発表!

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2019年末、このブログももうすぐ丸2年となります。

ブログの主軸である映画レビュー記事も85本となり、中途半端ではありますが、そろそろランキング的なことを発表してもカッコがつくんじゃないかな……、なんてことを思う小心者の淀川コーエンです。

映画ブログを書いているといっても、マーベルもディズニーもジブリも見ないし、基本、家で見るスタイルのなので劇場公開中の新作映画もないという、かなり偏った映画ライフなのですが、そんな中から、「2019年に私が見たベスト映画」を選んでみました。

その前に、映画の視聴記録について。みなさんは見た映画の記録をとっていますか?

私はこのブログを始めるまでは基本的に見っぱなしだったので、見たことを忘れて同じ映画を借りてきては「コレ、見たことあるやん(泣)」となることも多々ありました。

が、今は映画の視聴を記録するアプリという便利なものがあります! ちなみに視聴スタイルも変わりました。

私が使用しているアプリはこちら、映画ノート」です。

このアプリは、映画の基本的なデータ(公開日・監督・キャスト)に加えて、自分が視聴した日と☆5段階による評価が記録できます。

というわけで、この映画ノートの記録をもとに2019年のマイベスト映画を決定・発表します!

2019年に見たベスト映画はコレ!

2019年に見た映画は67作品(12月11日現在)。

初めて見た映画のほか、「映画ノート」に記録していなかった久しぶりに見た映画も含みます。この67作品の中で、私が☆5つをつけたのはこの7作品です。

『レディプレイヤー1』(2018年)

VR世界での理想の人生と現実社会が交錯する近未来(2045年)を描いた、スピルバーグ監督の超娯楽映画です。 音楽、アニメ、ゲームなど80年代カルチャーが満載の映画です。

『人生はシネマティック!』(2017年)

第2次世界大戦中のロンドンを舞台に、映画製作に情熱を注ぐ人々を描いた人間ドラマです。

数々の困難に直面しながらも映画の完成に命をかけ、恋をする女性カトリン(ジェマ・アータートン)の清々しい魅力が印象的な映画です。

『デトロイト』(2018年)

1967年のデトロイト暴動と、白人警官(ウィル・ポールター)による人種差別を描いた作品です。

キャスリン・ビグロー監督(『ハート・ロッカー』『ゼロ・ダーク・サーティ』)が描く容赦のない理不尽。覚悟してみるべき1本です。

『恋におちたシェイクスピア』(1999年)

エリザベス1世統治下のロンドンを舞台に、劇作家シェイクスピアと豪族の令嬢ヴァイオラの恋を描いたラブストーリー。

10数年ぶりに見直した映画ですが、恋もあり、笑いもあり、全盛期のグウィネス・パルトロウがまぶしすぎる大好きな作品です。

『マンハッタン殺人ミステリー』(1994年)

久々のウディ・アレン作品でダイアン・キートンが、殺人事件で探偵ごっこに夢中になる妻を嬉々として演じ、夫(ウディ・アレン)がそれに巻き込まれてしまうコメディミステリー。

これも久々に見直した映画ですが、ストーリー、音楽、会話、ファッション、どれをとってもウディ・アレンらしさが満載で、ウディ・アレン映画マイベスト3に入ると思われる(←決めきれません)作品です。

『ダラスバイヤーズクラブ』(2014年)

1980年代にHIV陽性と診断されたロデオ・カウボーイ(マシュー・マコノヒ―)が、未承認の特効薬を入手、配布する「ダラス・バイヤーズクラブ」を立ち上げた実話に基づいた映画です。

マコノヒーの役作りが凄すぎる!

『グリーンブック』(2018年)

天才黒人ピアニスト(マハーシャラ・アリ)と、マネージャー兼用心棒のイタリア系アメリカ人(ヴィゴ・モーテンセン)の交流を描いた映画です。

人種差別という重いテーマながらも、2人のキャラクターの魅力と掛け合いに心が温かくなる、まさに名作です。

こうしてみると偏りがあるとはいえ、けっこうバラバラな印象もある今年のお気に入り作品たちです。

2019年マイベストワンは『グリーンブック』


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では2019年マイベストワンを発表です。

2019年私が見たベスト映画は、『グリーンブック』です。次点は僅差で『デトロイト』

ともに黒人差別を描いた作品ですが、切り口も印象もまったく異なるこの2本を今年のベストに選びました。

2019年に見たイマイチな映画はコレ!

一応イマイチだった映画も発表しておきます。☆2つは次の5作品です。

残念ポイントとともにザックリご紹介しましょう。

『夜に生きる』(2016年)

禁酒法時代のアメリカを舞台にしたギャング映画。
ベン・アフレック製作・脚本・監督・主演の、ベン・アフレックのベン・アフレックによるベン・アフレックのための映画です。

『マイアミ・バイス』(2006年)

麻薬密輸組織に潜入する特捜警察「バイス」の刑事コンビを描いたアクション映画です。
ソニー(コリン・ファレル)に妙に都合の良すぎる話にモヤモヤしっぱなしの1本です。

『パワーゲーム』(2013年)

巨大IT企業の権力闘争と巻き込まれる青年の描いた作品。
ハリソン・フォードとゲイリー・オールドマンという名優をもってしても、なぜかB級感が漂う映画です。ちなみに主演はリアム・ヘムズワースです。

『セレブリティ』(2006年)

セレブの裏側を皮肉たっぷりに描いたウディ・アレン監督映画です。
群像劇ならではの取っ散らかり具合や、ケネス・プラナーのこれ見よがしなウディ・アレン風演技など、ウディ・アレン好きの私でも「どうなんだろ?コレ」と思ったイマイチ映画です。

『僕のニューヨークライフ』(1999年)

マンハッタンの若手作家ジェリー(ジェイソン・ビッグス)と同棲中の恋人のすれ違いを描いたラブコメディです。ウディ・アレンはジェリーの相談相手になる初老男性役で登場。
ストーリーはこれといったひねりもないし、個人的には恋人役のクリスティーナ・リッチがどうにもダメで……、という映画です。

まとめ

以上、私、淀川コーエンが選ぶ、2019年に見たベスト映画でした。

2020年ももっとたくさんの 名作・珍作を見たいと思っております。

今後ともどうぞよろしくお願いします。

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