2019年12月の「まんざらでもないまとめ」

月刊まんざらでもないまとめ

2019年12月。

5月に年号が「令和」に変わった今年、災害や事件も多く年の瀬までザワザワとした1年でした。

そんな中から選んだ今年最後のまんざらでもない出来事はこの3つです。

どうぞ。

 

 

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NGO「ペシャワール会」中村哲医師、襲撃され死亡(12月4日)

アフガニスタンで長年人道支援活動を行っているNGO「ペシャワール会」代表の中村哲氏が、車で移動中の現地で何者かに襲われ、搬送先の病院で死亡が確認された。

中村哲氏は医師としての医療活動にとどまらず、井戸を掘り、用水路を整備し、砂漠を緑に変え、そこで人々が農業で生活できるよう支援してきた。

宗教や文化の違いを理解、尊重する中村氏の姿勢は、現地の人にも受け入れられ平和への希望となっていたという。
なのにー。

 

まさかこの人がこうして襲われて命を落とすなんてー、と、ひどくビックリしましたが、こうした私の思いこそ平和ボケそのものなんでしょう。

あらためて中央アジアや中東を取り巻く問題の複雑さを思い知りました。

直接対立関係にある国や勢力ではなく、現地に貢献している人をターゲットにするテロ組織。
”日本は憲法で戦争を放棄しているからー”という言い分は、こうしたテロ組織にはまったく無意味なもの。

けれども持つべきは武器ではない。

中村医師がアフガンにもたらした水と緑を絶やさないようにー、合掌。

 

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PISA 課題の読解力は15位 前回を下回る結果(12月3日)

世界各国の15歳を対象に行われた学力テスト「PISA(国際学力調査)」で、日本は数学や科学はトップレベルにある一方、読解力のさらなる低下が明らかとなった。

ここ数年、日本の「読解力」の低下は課題とされ、教育政策も見直されているはずなのに、前回よりもさらに順位を下げた結果に世間はザワつきました。

ニュースや報道バラエティ番組でも盛んに取り上げられ、子どもの読書量や言語コミュニケーションの減少、低下が読解力の低下の原因とする声も聞かれました。

さらに「読解力」そのものを勘違いしている大物芸人の発言も話題にー。

 

ちなみに、文科省ではPISAにおける読解力をこう説明しています。

自らの目標を達成し,自らの知識と可能性を発達させ,効果的に社会に参加するために,書かれたテキストを理解し,利用し,熟考する能力。
義務教育修了段階にある生徒が,文章のような「連続型テキスト」及び図表のような「非連続型テキスト」を幅広く読み,これらを広く学校内外の様々な状況に関連付けて,組み立て,展開し,意味を理解することをどの程度行えるかをみる。
<引用:PISA調査における読解力の定義,特徴等

 

読解力の低下の原因は、読書量や言語コミュニケーション云々だけではないと思うのだけれどー。

正しい答えを導き出す前に、まずは「問い」を正しく理解すること。

発想力や創造力が豊かな人は「問い」を自分流に解釈して展開しがちで、今の世の中で影響力の大きな人の中にはそういうタイプが結構多いのでホントに厄介。

「はて?そんなハナシだったっけ?」ということばかりなんですよね。

 

正しく読む力ってやっぱり大事。
話はそこからです。

 

 

「#忘年会スルー」に賛否両論

忘年会に行きたくない人たちによる「行かない意思」のSNS発信 ”#忘年会スルー”が話題となった。

共感の声が多い一方、「仕事ではない」「働く上で必要なコミュニケーション」と考える人たちからは「スルーとは何ごとか!」という反応が。

 

世の中、会社に限らず、組織や習慣、常識に縛られる働き方、生き方から脱却しようとしているのだから「忘年会に行きたくない」人が増えるのは当然。いまだに忘年会を半強制で行っている会社が多いということにビックリしました。

「#忘年会スルー」とSNSでささやかな抵抗をしてみたみなさんは、無事スルーできたのでしょうか。

私は”いいことも悪いこともとりあえず自分ひとりでヤル”、というタイプなので、忘年会も年賀状も帰省も特に宣言することもなく今年もしれっとスルーです。

 

まんざらでもない今月のまとめ

令和2年も「まんざらでもない1年」でありますように。
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