2018年11月の「まんざらでもないまとめ」

まんざらでもない 月刊まんざらでもないまとめ

2018年11月。今年もあとわずか。平成最後の年末年始を迎えます。

そんな中、今月も世間を賑わすさまざまな出来事やニュースがありましたが、「まんざらでもないこと」として私が残しておきたいニュースはこの3つです。

福岡ソフトバンクホークス 日本シリーズを制し2年連続日本一!(11月3日)

セリーグの覇者、広島東洋カープとの日本一をかけた戦いは第6戦までもつれた。

ホークスは1敗1分の後、本拠地で3連勝。第5戦は一進一退の攻防が続き延長へ。10回裏、4番柳田が守護神中崎のスライダーを完璧にとらえホームランを放ち、劇的なサヨナラ勝ちとなった。

そして、この勢いのまま敵地マツダスタジアムへ。必ず第6戦で決める!という気持ちが投打に現れ、内川のバント、西田のスクイズで1点をもぎ取った。先発バンデンハークも今季最高のピッチング。

が、なんといってもこの試合、この日本シリーズの主役はキャッチャー甲斐。6連続盗塁阻止はシリーズ新記録。そしてシリーズMVPに輝いた。

レギュラーシーズンでの優勝を逃した悔しいシーズンでしたが、CSを勝ち上がり日本シリーズにたどりつきました。シーズン序盤から故障者が多く、一度も首位に立つことができない苦しいシーズンだったので、こうして日本一となり連覇を達成できたことは、いつもとは違う喜びがありました。

でも、来年はレギュラーシーズンの優勝ですよ!頼みますよ!

2019年シーズンも2位で終了したホークス。が、2020年見事リーグ制覇を果たし、その圧倒的な強さで日本シリーズ(対巨人)を制し、4年連続の日本一に輝きました。

(追記)しかし、2021年は4位。久々のBクラスに終わり工藤監督は退任。藤本新監督を迎えた2022年はマジック1まで迫りながらオリックスにリーグ優勝の座を奪われました。
2023年こそ!

老人ホームで6人が相次いで死亡(11月21日)

鹿児島県の住宅型有料老人ホームで、入居者6人が相次いで死亡していたことが明らかになった件。死因はいずれも病死だが、直前に介護職員が一斉に退職し、夜間は施設長が一人で対応していたことなどが問題視された。

で、統括責任者である医師(院長)のふてぶてしい会見がマスコミや世間の反感を買うことになった。この院長の態度はさておき、この施設自体の問題性は大きいと見た。
本来、「住宅型有料老人ホーム」は介護付き有料老人ホームと異なり、介護職員や看護師のケアや見守りの基準がない施設。名目上は、寝たきりや医療介入を必要とする入居者はいない施設のはず。

が、今回のこの施設だけでなく、こうした受け入れが難しいはずの介護や医療必要度の高い高齢者が入居している「住宅型ー」や「サービス付高齢者向け住宅(サ高住)」は多い。
介護や医療の手を必要とする高齢者は、「介護療養型医療施設(療養病床)」か「特別養護老人ホーム(特養)」または「介護型有料老人ホーム」への入居が適している。しかし、「介護療養型ー」は介護施設へのシフト化により病床数が減少の一途。「特養」は入居待機者が多い。「介護型有料ー」は費用がかかる。

こうした問題から、比較的容易に入居できる施設として「住宅型ー」が選ばれてしまう実態があるのだ。

今回の施設は、高齢者や身障者のケアを総合的に行うグループの中にあり、クリニックのほか特養や訪問事業部もある。介護職が一斉退職したこと自体ふつうじゃないことだけど、グループ内で人員のやりくりなりなんなりできなかったのだろうかー。

准看護師に懲役30年求刑 千葉の睡眠剤事件、殺意否定(11月21日)

もう一つ老人ホームがらみのニュース。

昨年(2017年)の2月。飲み物に睡眠薬を混入して同僚を交通事故で死亡させた事件で、逮捕された72歳の准看護師。このニュースは、睡眠薬を混入している現場の映像もあり、しかも72歳で、しかも動機はザックリいうと「やっかみ」。おっそろしーな、オイ!と思った。

看護師が絡む犯罪はいろいろあるけれど、何が怖いかって、医療や看護の知識を活かして犯罪に及んでいること。点滴に消毒薬を混入した事件や、古くは福岡県久留米市で起きた看護師4人によるインスリン注射を使った連続保険金殺人事件など。

どんなに仕事がデキない看護師でも、患者さんに期待されない看護師でも、看護の力を使って犯罪を犯すことだけはあってはならない。求刑のとおり、罪は非常に重いと思う。

この事件、千葉地裁が懲役24年の実刑判決を下すが、弁護側が控訴。
東京高裁の控訴審では、殺意の認定はできないとの理由から差し戻されることになった。
が、最高裁は双方の弁論を聞くこととし、2審(東京高裁)が下した「一部の被害者について殺人未遂に当たらない」という判決が見直される可能性が出てきた。(2020年12月) その後、2021年6月29日、最高裁が弁護側の上告を退け、死刑が確定した。

今月のまんざらでもない「まとめ」

・「守り」によって日本一
・「守り」が崩れ一大事に
・「守り」の力を悪用するな!
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