2018年9月の「 まんざらでもない まとめ」

2018年9月の「 まんざらでもない まとめ」

2018年9月。今年も3/4が終わりました。

世間を賑わすさまざまな出来事やニュースの中から、「 まんざらでもないこと 」として私が残しておきたいニュースはこの3つです。

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堀内医師、画期的な大腸検査方法でイグ・ノーベル賞受賞(9月13日)

「人々を笑わせ、そして考えさせてくれる研究」に対して贈られる「イグ・ノーベル賞」

今年この医学教育賞を受賞した、長野県の昭和伊南総合病院の堀内朗医師による大腸検査方法がめちゃくちゃ面白い。

椅子に座った状態で内視鏡を挿入すると、従来の方法よりも苦痛が少ないことを「自ら試してみてわかった」という。

で、ビジュアルがスゴイ!

椅子に浅く座り前方から右手で内視鏡を挿入し、モニターを見ながら左手で操作する堀口医師。

ただ記事には、「ただ、座った姿勢で医師が内視鏡を入れる検査は、恥ずかしがって受けたがらない人が多く-」とある。

そりゃそうだろう。

堀口医師も薄々、いやハッキリと気づいているとは思うが、自分で操作をすれば、そりゃ手加減で痛くないようにできるだろう。でも、その操作ができるのは医師だけ。
誰が好き好んで正面から医師に内視鏡を挿入され、検査されることを望むというのか?

いや、ホントに、大腸内視鏡検査のスタンダードな方法がこの方法でなかったことに感謝したい。

安室奈美恵さん引退(9月16日)

2017年9月20日、自身の40歳の誕生日に1年後の引退を発表し、以後全国ツアーやベストアルバム、ライブ映像の発売などの活動を経て引退となった。

ここ数年はTV出演もなかったが、引退が決まって以降は、「NHK紅歌合戦」やバラエティ番組などにもサプライズ出演した。

「若い、若い」と言われる安室さんだけど、バラエティ番組で見た安室さんは、落ち着きのある立派な40歳の女性だった。もちろん、若くてめちゃくちゃかわいかったけど……。

私は世代的にも音楽の趣味的にも「安室ブーム」にはハマらなかったけど、「とにかくスゴイ!」といわれるライブには興味があった。

で、引退特集を組んたWOWOWで沖縄ライブを視聴。
ウワサに聞いたとおり、MCなしでぶっ通しで歌い踊るステージはお見事だった。

何より驚いたのは、歌!歌声ですよ。あれ、口パクじゃないんですよね。
ホントにキッチリ歌っている。ベテラン歌手がやりがちな妙な崩しとか、高音になると会場にマイクを向ける「そこ歌わんのかっ!」と思うシーンなどなかった。

口下手といわれる人だからだろうか、「自分の思いは歌に込めてー」ということが、ファンでもない私にもちゃんと伝わってくる「歌手・安室奈美恵」のライブだった。

自分がやるべきことをしっかりとやり通しただけでなく、ファンやスタッフへの配慮を尽くした引退までの1年だったのだろう。見事な引き際でした。

いま、かつての大横綱、貴乃花親方が引退騒動で賑わせているが、どんなに遺恨があっても正規の手続きを踏まず、そこでごちゃごちゃしてしまうのはみっともない。

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「内科医工藤はいなかった」医師になりすましサイト運営発覚(9月26日)

世界的な話題である「イグ・ノーベル賞」と「安室さんの引退」と並べるのもどうかと思ったが、個人的には絶対に見過ごすことのできないこの一件。

医師免許を持たないアフィリエイターが「内科医工藤」を名乗り、健康サイトを運営していたという。

「健康と栄養」というもっともらしいサイトコンセプトだが、最終的には健康食品の購入に誘導し広告収入を得ようとしていたのだ。

詳しくはこちら

しかし、情報の薄っぺらさから「コイツ、医者じゃねーよな」と疑われはじめ、あれよあれよという間に化けの皮がはがされ、おまけにアフィリエイターたちの中でも問題視されている人物であることがわかった。

こういうことって、この一件だけじゃないはず。
その道の専門家を称して怪しい情報を流し、悩める人を集めているサイトはたくさんある。

今回のように「これ、うそ臭くね?」と気がつけばいいけど、もともとの知識がなければそう判断することも難しいだろう。

騙されるのは「情弱」だけじゃない。

「自分は騙されたりしない」と思うのがもっとも危険。

「自分も騙されるかもしれない」「もうすでに騙されかけているかもしれない」と思って慎重に行動すべきだろう。

特定の商品や商材に誘導するサイト、人物に注意し、必ず、別ルートから裏をとる。

そして、現在スタンダードになっているものと比較すること。

闇雲に既存の商品や方法を否定して、「新しいものには価値がある」「新しいからこそ価値がある」と思い込まないようにしたい。

今月のまんざらでもない「まとめ」

・「スタンダード」も「栄光」も1日にしてならず。

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